Phanatic, the Phillies

育った45歳のベテラン・サウスポーは凱旋登板で見事に結果を残す(写真提供:田口有史)
大リーグ、ワールドシリーズが
フィラデルフィア・フィリーズの優勝で幕を閉じた。
今年のシリーズは審判がアウトをセーフと誤審した
ジェイミー・モイヤーのダイビングトスに尽きるだろう。
リーグ優勝シリーズでドジャーズ黒田と投げ合って打ち込まれたのに
マニエル監督は1勝1敗からローテ通り投げさせた。
しかもア・リーグ優勝シリーズMVPガーザとの投げ合い。
そこで男45歳の気迫を見せつけた。
レイズはWシリーズに入ってからの
2番アプトン・3番ペーニャ・4番ロンゴリアの不調が痛かった。
それをクロフォードや岩村、ナバーロ、バートレットで
カバーするには荷が重かった。
バルデッリがロリンズの落球で二塁に走ってなかったのをはじめ
走塁を怠ったり、
ピッチャーの決め球がことごとく甘く入ってタイムリーを浴びたり、
ここぞというところでレイズは詰めに精彩を欠いたね。
そのへんフィリーズはきっちりしてた。
とくに投手は先発・リリーフとも磐石だった。
序盤、上位打線の不振を2番ワースや下位がカバーしてたのもレイズと対照的。
レイズは投手交代など采配が後手に回ったのも敗因だね。
でも3日がかりの第5戦を筆頭に見ごたえのあるシリーズだったよ。
トロピカーナに帰ってたら、どう転んだか分からないね。
チーム力に差はなかったよ。
ア・リーグの結果オーライ的な野球が
ナ・リーグの取れるときに点を取る「きっちり野球」に負けたっていう感じだ。
MVPを獲得したフィリーズのハメルズはいい投手、いい男だね。
抱かれたい投手ナンバーワンだ。

▲男前ハメルズと美人奥さん
ひとつだけ、寒いのはよく分かるが、
あの耳当て付きの帽子はやめてほしい。格好悪い。
New Era社はん、よろしゅうに。
それにしてもレイズはいいチームだ。平均年齢26歳。
4番のロンゴリアとリリーフの主軸プライスなんてルーキーだぜ。
来季も楽しみだ。ただし、レッドソックスとヤンキースは変わらず手ごわいぞ。
シリングが戻ってくるRソックスは強力だ。
ヤンキースも毎度毎度の大型補強をしてくるに決まっている。
ブルージェイズとオリオールズだって黙っちゃいないだろう。
ア・リーグ東地区はまた熱い戦いが展開されそうだ。
ナ・リーグ東地区はメッツがいただきだけどね。うふふ。
さあ、
サッカーに専念だ!
by kzofigo | 2008-10-31 12:20 | 私をメジャーに連れてって























