「同棲時代」の時代

今日アマゾンで上村一夫『同棲時代 Complete edition（上）』（1995円）を注文。中島らもの『定本啓蒙かまぼこ新聞』（新潮文庫・460円）と一緒に。

前回「同棲時代」のときスルーした大信田礼子、『プレイガール』ではよかった。中学のとき道端に捨てられてた白黒テレビを拾って来て、『プレイガール』とか『11PM』を自分の部屋で見てたんだ。アンテナにつながず砂の嵐に近い画面で見てたんで、それで視力を悪くしちゃったけっどね。

学校では原田伸郎の「カエルもアヒルもガーガーガー」と「プレイガ～ル」の声が真似できるやつは人気者だった。当時は『プレイガール』や『時間ですよ』でオッパイが見れたんだよな。テレビで。まあ、今はネットで見ほうだいだからなあ。どっちがイイのか分かんないけどね。

ヘアスタイルとかメイクとか、今とかなり近いもんがない？　『キーハンター』がオモテのアクションドラマなら、『プレイガール』はウラって感じだ。ドラマとしての作りや雰囲気は似てるけどね。あの時代「お色気」がテレビ番組づくりの要素のひとつだったんだろうな。コント55号の『裏番組をぶっとばせ！』みたいな“お笑い番組”って今ある？　あったら教えて。見たい（笑）


『悪魔のようなあいつ』の劇中でジュリーが『時の過ぎゆくままに』を歌ってるのがあった。キーが高い。この曲、コードが比較的簡単だったから生ギターで歌ってたりしたけど、ジュリーはキーを3度も上げて歌ってるぞ。レコードを低めでいったという思惑アリだな。





これには若山富三郎と藤竜也（渋い！）しか出てこないけど、荒木一郎、安田道代（現：大楠道代）、浦辺粂子、篠ヒロコ（現：篠ひろ子）、金田龍之介、悠木千帆（現：樹木希林）、尾崎紀世彦、伊東四朗、岸部修三（現：岸部一徳）、細川俊之、長谷直美ってキャストも個性的だった。

Wikipediaによると～「三億円事件」を取り上げたそのストーリーが原作ともども注目された。現実時間通りに迫り来る時効に合わせて物語が進展する奇抜な設定と、沢田研二をはじめとした豪華なキャスティング、ベッドシーンを含む過激な内容でスキャンダラスであるがゆえに伝説的な人気を持つドラマとなった。劇中で沢田が着用した斜め被りのパナマ帽とサスペンダーという独特のファッションが若い男性の間で流行した～。

これと『傷だらけの天使』『岸辺のアルバム』『探偵物語』は残ってるね。
今の自分をつくってる何か大事な部分に。

あー、
ホーン・ユキを抱きてー!