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千房日和     

昨日、お好み焼・千房「岡山大安寺店」に行って来ました。


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道をはさんで岡山西署の前に、3月にオープンしたばかり。23テーブル、96席、駐車場50台以上の大型店舗。2号線バイパスと旧2号線を西長瀬で連結した180号線がじわじわ北上中。鉄道を越えてココにつながるのを見越し、スーパー、ホームセンター、書店、ペットショップ、飲食店など、次々とロードサイド店舗が出店ラッシュの一帯。次に引っ越すならこのあたりと密かに目論んでいるエリアだ。


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一緒に行った悪友OTは(僕はOTと交際してるわけじゃないぞ)広島出向が長かったので「広島焼ミックス」を、僕は豚肉をふわふわ玉子でくるんだ「とん平焼」と野菜サラダのヘルシーなセットを注文(写真、ピンボケですみません)。うどん、ラーメン、お好み焼など庶民の味にかけては本業よりウルサイOT、お好み焼屋ではまずミックスを頼んでその店の実力をチェック。舌にかなえば他のメニューもチェックしたのちリピーターになるツワモノだ。「うまい。うまい」を連発していたので、千房・大安寺店は上客を得ることになるだろう。


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オムレツ感覚のとん平焼は豚肉と玉子の甘味が口の中でジワッと混ざり合っておいしゅうございました。計2000円。ちょい割高かなと思うけど、味、清潔な店内、言葉づかいなどよく教育された店員の接客態度を加味すれば納得の値段。さすが本場大阪、千房やね。


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さて、この建物が警察署だなんて誰が信じようか。信じる? あ、そう・・・設計は磯崎新氏なんだぞ。これは信じられまい。驚いたことにウィキペディア「磯崎新」、その代表作の中に入ってるじゃん。引用。

岡山西警察署(1997年) - ギリシャのパルテノン神殿を思わせるデザインが特徴であるが、そのぶんデッドスペースが多いため、完成直後は警察署として機能的かどうか賛否の議論が巻き起こった。

昼休みになると署員たちがピロティの柱によじ登って体力増強に努める姿が見うけられる(ウソ)。でも、食い逃げ犯は目の前に警察があると、市内引き回しの刑に遭わずに済むし、パトカーに乗らずに歩いて連行されるから安心だね。



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続いて、下中野にオープンした大型書店・啓文社岡山本店をのぞいてみた。広い! 多い! きれい! 棚が低いので店内が見渡せて、いっそう広く感じる。品ぞろえも質量ともに申し分なさそう。

天井から吊るされたジャンル表示のプレートが大きくて、店内のどこにいても全部が見通せるので、分かりやすさではピカイチだ。コミックとキッズのコーナーが別ルームになってるし、キャッシャーが中央にひとつだけというのも、客の動線をよく考えていると思った。

既存の紀伊國屋、丸善に郊外型のフタバ書房と啓文社が加わり、駅前のビル内に喜久屋書店もオープンする。岡山市内の有力書店が迎えようとしている戦国時代は相当激しいものになりそうだ。


では亡き石立鉄男氏を偲んで。

おい、チーボー!




   

by kzofigo | 2008-05-07 17:50 | マン・イーターズ