首位奪還!
岡山ダービーに行って来ました。


相手が倉敷の水島コンビナートにある企業のチームだと思うと、複雑な心境だ。だって、オヤジは昭和37年から水島にある製鉄会社に勤務しはじめ定年まで勤め上げた。幼稚園時代は水島に住んで慈愛幼稚園に通った。水島FCの応援団の所に「ファジよ12年間待ってたぞ」の横断幕が。12年間、JFL水準をキープし続けていることが、凄いのか? どうなのか? ビミョーだ。エースの川原周剛がファジの前に水島FCに所属してたってことは確かだ。

ダービーっていうのは、こんな複雑なものなのか。ファジの応援団席には「この街に太陽は2ついらない」の横断幕。そこまで割り切れないよ。もうちょっと先輩チームへの敬意とかは必要じゃないのか。などと踏ん切りの悪い思いでカクテル光線(懐かしい響きだなあ)に照らされたピッチを見つめていたら、およよ、試合が始まっていた。
水島FC、モチベーションすげえ。ファジ、完全に圧倒されてる。なんか、戦術とか攻め手とかスタイルとか、そんな細かいこと、どーでもいいって感じだ。攻めて、守って、奪って、攻めて。意地とプライドがぶつかって、サッカーのレベルうんぬんを蹴散らしながら、相手のゴールネットを揺さぶることだけに集中した意志のカタマリが燃え盛り、夜空を真っ赤とエンジ色に染め上げている。ぷしゅー。これが、これが、これがダービーなんだね、かんちゃん。
▼ハーフタイムには「百年構想」のビデオが流された

打倒ファジで意思統一された水島FCが気持ちで勝って、ファジは守勢にまわる。カウンター気味に敵陣に攻め入るけど、サイドから仕掛けても、中央への攻め上がりが遅い。ゴール前に飛び込んできた人数が多くて「いける!」と思えど、今度はクロスの精度が悪い。ただ、この夜は、悪友OTが「岡山の播戸」と呼んで贔屓にしている11番・喜山康平が切れていた。

川原からのラストパスを胸でトラップしてゴール右ギリギリへ蹴り込む一連の流れはアクロバティック。DF2人に挟まれてシュートコースを消されるよりも速く打ったタイミング抜群。ちょこざいなテクニックを気持ちの強さでなぎ倒されるその上を、チーム内での存在感に対する危機感が、まるで京の五条の橋の上~♪ツバメのような早業で牛若丸みたいに奪ってみせた2得点だった。正直、もっと楽に勝てると高をくくっていたが、失点ゼロに抑えられてホントよかった~ 笛が鳴ったあと、ピッチにうずくまる水島FC選手の姿は目に焼きつけておいたからね。
観客は6187人。これで1試合平均3541人。

今日の観客は、応援団に合わせた手拍子とか、試合開始から非常にノリがよかった。応援する地元チームの目の前で見せるナイスプレーがクセになってきつつあるな。ピッチとスタンドが一体となる瞬間が生まれて来ている。いいぞ。この調子だ。
◎試合結果
会場:桃太郎スタジアム 5/3 18:30 K.O.
【ファジアーノ岡山 2 - 0 三菱水島FC】
喜山康平 38' 1 - 0
喜山康平 87' 2 - 0

勝ち点23で並んだ横河武蔵野FCを得失点差で上回り、ファジアーノ岡山、
首位に返り咲き!
しかも、なんと得点ランキング上位10人の中に、小林康剛(7得点)、喜山康平(7)、川原周剛(←たぶん/4)が入ってるじゃん!今後の予定。
5/6 13:00K.O.
【ガイナーレ鳥取 - ファジアーノ岡山】
次のホームゲームはこれです。
5/11 13:00K.O.
【ファジアーノ岡山 - TDK】
2006年12月、第30回全国地域リーグ決勝大会の決勝ラウンド。試合は1-1で引き分けたもののPK戦3-4で敗れ、涙を呑んだその相手がTDKではなかったか?(違ってたらホントすみません)
諸君!
今度は雪辱戦だ!


相手が倉敷の水島コンビナートにある企業のチームだと思うと、複雑な心境だ。だって、オヤジは昭和37年から水島にある製鉄会社に勤務しはじめ定年まで勤め上げた。幼稚園時代は水島に住んで慈愛幼稚園に通った。水島FCの応援団の所に「ファジよ12年間待ってたぞ」の横断幕が。12年間、JFL水準をキープし続けていることが、凄いのか? どうなのか? ビミョーだ。エースの川原周剛がファジの前に水島FCに所属してたってことは確かだ。

ダービーっていうのは、こんな複雑なものなのか。ファジの応援団席には「この街に太陽は2ついらない」の横断幕。そこまで割り切れないよ。もうちょっと先輩チームへの敬意とかは必要じゃないのか。などと踏ん切りの悪い思いでカクテル光線(懐かしい響きだなあ)に照らされたピッチを見つめていたら、およよ、試合が始まっていた。
水島FC、モチベーションすげえ。ファジ、完全に圧倒されてる。なんか、戦術とか攻め手とかスタイルとか、そんな細かいこと、どーでもいいって感じだ。攻めて、守って、奪って、攻めて。意地とプライドがぶつかって、サッカーのレベルうんぬんを蹴散らしながら、相手のゴールネットを揺さぶることだけに集中した意志のカタマリが燃え盛り、夜空を真っ赤とエンジ色に染め上げている。ぷしゅー。これが、これが、これがダービーなんだね、かんちゃん。
▼ハーフタイムには「百年構想」のビデオが流された

打倒ファジで意思統一された水島FCが気持ちで勝って、ファジは守勢にまわる。カウンター気味に敵陣に攻め入るけど、サイドから仕掛けても、中央への攻め上がりが遅い。ゴール前に飛び込んできた人数が多くて「いける!」と思えど、今度はクロスの精度が悪い。ただ、この夜は、悪友OTが「岡山の播戸」と呼んで贔屓にしている11番・喜山康平が切れていた。

川原からのラストパスを胸でトラップしてゴール右ギリギリへ蹴り込む一連の流れはアクロバティック。DF2人に挟まれてシュートコースを消されるよりも速く打ったタイミング抜群。ちょこざいなテクニックを気持ちの強さでなぎ倒されるその上を、チーム内での存在感に対する危機感が、まるで京の五条の橋の上~♪ツバメのような早業で牛若丸みたいに奪ってみせた2得点だった。正直、もっと楽に勝てると高をくくっていたが、失点ゼロに抑えられてホントよかった~ 笛が鳴ったあと、ピッチにうずくまる水島FC選手の姿は目に焼きつけておいたからね。
観客は6187人。これで1試合平均3541人。

今日の観客は、応援団に合わせた手拍子とか、試合開始から非常にノリがよかった。応援する地元チームの目の前で見せるナイスプレーがクセになってきつつあるな。ピッチとスタンドが一体となる瞬間が生まれて来ている。いいぞ。この調子だ。
◎試合結果
会場:桃太郎スタジアム 5/3 18:30 K.O.
【ファジアーノ岡山 2 - 0 三菱水島FC】
喜山康平 38' 1 - 0
喜山康平 87' 2 - 0

勝ち点23で並んだ横河武蔵野FCを得失点差で上回り、ファジアーノ岡山、
首位に返り咲き!
しかも、なんと得点ランキング上位10人の中に、小林康剛(7得点)、喜山康平(7)、川原周剛(←たぶん/4)が入ってるじゃん!今後の予定。
5/6 13:00K.O.
【ガイナーレ鳥取 - ファジアーノ岡山】
次のホームゲームはこれです。
5/11 13:00K.O.
【ファジアーノ岡山 - TDK】
2006年12月、第30回全国地域リーグ決勝大会の決勝ラウンド。試合は1-1で引き分けたもののPK戦3-4で敗れ、涙を呑んだその相手がTDKではなかったか?(違ってたらホントすみません)
諸君!
今度は雪辱戦だ!
by kzofigo | 2008-05-04 00:56 | ホセ・ファジアーノ























