開幕7戦無敗

桃太郎スタジアムへ行ってきました。もちろんＪＦＬで開幕6連勝、単独1位のファジアーノ岡山の応援に。相手はトルシエが総監督に就任して話題を呼んだFC琉球（開始前15位）。ウチから桃スタまでは車で普段どおり10分ほどで着いた。けど、すでに車がいっぱいで駐車できない。車の空きを待ってたら試合が始まってしまい、開始10分の1点目を見逃してしまった。




当日券売場に長い行列ができていてビックリした。こんなことは天皇杯のガンバVSレッズ以来。公式発表では入場者数4288人、これで1試合の動員が2877.5人に。Jへの条件である3,000人まであと一歩だ。でも、開幕から突っ走って単独1位をゲットしたチームの応援としてはもの足りないかなあ。




FC琉球の応援団も20人くらい来ていた。ご苦労さまです。沖縄のチームは遠征が大変だ。リーガでいえばカナリア諸島のラスパルマスみたい。それでかなあ、フィジカルではファジが競り負ける場面が多かった。なにしろ、3人の黒人選手が手強い。新加入なのかな？2得点のFWデュド・ミヌング（ブルキナファソ）。高さで跳ね返すDFエメ（フランス）。CKやFKをことごとくキャッチされた190cmの長身ながら俊敏な動きのGKライス・エンボリ（フランス　※彼の低くてドライブがかかったフィードは面白かった）。

トルシエが総監督、ブルキナファソ代表監督だったジャン＝ポール・ラビエが監督を務めるFC琉球ならではの強力助っ人陣だ。この3人がいながら上位にいないのが不思議だ。




ファジアーノは細かいパス回しと、10番川原周剛のタメとパスを武器に、セットプレーからＦＷ小林康剛がいずれもヘディングでゴールネットを揺らしたが、守備が下手くそだ。

攻め込まれてもDFラインをきっちりキープしながら対応できるFC琉球に対して、ファジアーノの守備は寄せが甘いうえに敵がPエリアに入って来ると、ゴール左の選手には2人付いてるのに右はド・フリーとかマークがガタガタになりがちで、相手のミス頼み。まあ、これが持ち味なのかも。２点取られたら、３点取り返す、みたいな。今日も追いつかれてからが一番いいパフォーマンスを見せていた。

課題は、攻撃の要の川原が抜けたら、遠藤のいない日本代表みたいに、攻め手が薄く単調になりそうなのと、左サイドからオーバーラップを仕掛ける攻めを多用するリスクとして、自陣左サイドに巨大なスペースが生まれ、そこを突かれて失点につながっていることかな。




バックスタンドに陣取った応援団は数こそ目を見張るような増え方はしてないけど、応援スタイルにずいぶんとオリジナリティが出てきた。後半残り10分くらいから、ファジがチャンスをつかむと、メインスタンドの観客も応援団の生み出すリズムに呼応して、大きな手拍子がスタンドに響いた。JFLをめざしていた時のような「もう後がない感」は乏しいが、Jが付くリーグのチームらしくはなってきた。少しずつだけど。


結果です。（FC琉球オフィシャルサイトより）

【ファジアーノ岡山　2 vs 2　FC琉球】

◎得点
前半2−1
後半0−1
10分、小林康剛（岡山）
29分、小林康剛（岡山）
40分、デュド・ミヌング（琉球）
49分、デュド・ミヌング（琉球）

ミヌングって、ジェフェルソンぽくて、ジェフェルソンより運動量がある。今後、他チームの脅威になるかも。あと、これは前から感じてるんだけど、たとえばFC琉球のオフィシャルには今日の試合終了間もなく画像入りで結果がアップされている。ファジアーノはそれが遅いし、順位・日程・戦績などJFL全体の情報がない（ですよね？）。そのあたり改善よろしく！です。

http://fcryukyu.com/

さて、次のホームゲームは5月3日（土）、三菱自動車水島FC（現在17位）との対戦、18：30キックオフ、初のナイトゲーム。当日券は全席自由で、一般1,000円、会員800円（今日と同じなら）。

5月3日は桃太郎スタジアムに集結！だって、
初の岡山ダービー
じゃもん！