値を上げて 音を上げない

ウチの近所にあるレンタルビデオ屋が値上げをした。といっても、ご覧のとおり新作・準新作が280円、旧作が200円と、他店に比べればまだずいぶんと割安だ。※旧作の「作」の字の作りがおかしいぞ(笑)。
昨年末までは新旧オール180円だったんだよね、それがオール200円になり、現在のプライスへとスライド値上げ。それでも目と鼻の先にある元・蔦屋書店(@ちゃんちゃこ)より安いから、自然と足はこの店に向く。まずこの店をのぞく。人気タイトルの入荷本数が1ケタ少なくとも、だ。
むか~し、僕が20代半ばの頃かな、レンタルビデオ屋が街にでき始めたとき、足しげく通う店には「愛着」があった。その「愛着」があるんだよね、この店には。店員は若いお兄ちゃんばかりだけど、彼らの働きぶりも好きだ。
「『ホステル』の1がないんだけど」って声をかけると、なぜないのか原因が分かるまで調べてくれる。レジで「サトエリが出てて、ナントカどもナントカってタイトルが長いやつ」と聞くと、「『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』ですね?」「それそれ!」、あとは無言でササッと作品のところまで行って、「こちらです」と手渡してくれる。
ときどき新旧オール100円サービスをやる。「あ!やってる」と気づいて行ったときはもう遅くて、おもだったタイトルは借りられてる。でも、なんせ100円だから、手は伸びるんだけど借りるのを躊躇してしまう作品を、ハズレ覚悟で一気に借りる。
ま、早い話が、
この店にぞっこんなんだな。
今日は香港映画の「傷だらけの男たち」(トニー・レオン&金城武)と「死の森」(スー・チー)、
“困ったときのニコラス・ケイジ”主演「ゴーストライダー」を借りました。面白かったらまたレビューしま~す。
【追伸】僕はめっちゃ面白かったのに賛同者が思いのほか少ない「トランスフォーマー」のとなりにひっそりと置かれている「トランスモーファー」(未見)、あれと同じように「ゴーストライダー」の横で息をひそめている「ゴーストライター」があればなあ、ぜひ観てみたいなあ・・・と妄想するベンジーであった。
by kzofigo | 2008-04-17 00:44 | ムービービーム























