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9/25 16歳の環境活動家

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害、強迫性障害であることを公表している。アスペルガー症候群は知的障害を伴わない自閉症のこと。対人コミュニケーションが苦手で興味の対象が限定的などが主な症状だ。






「正直すぎること」もアスペルガー症候群の特徴のひとつで、これはコミュニケーションにおいて「空気が読めない」という欠点になるが、「社会のルールや常識にとらわれず、思ったことをはっきり言える」という利点にもなり得る。トゥーンベリさんのスピーチや言動が、ときに感情的に映るのはアスペルガー症候群の影響だと思われる。








トゥーンベリさんが強い言葉を使っていることに、反感を持つ人もいるようだが、それこそ日本と世界の温度差そのものだろう・・・・・・。紛争地での現地取材、脱原発・自然エネルギー取材、米軍基地問題や貧困・格差取材など、幅広く活動するフリージャーナリスト志葉玲氏はそう指摘する。








トゥーンベリさんの強い言葉は、彼女自身だけのものではなく、日本を含む世界150か国以上の何百万人もの人々が、地球温暖化と気候変動の阻止を求め街頭で叫んでいることだ。その中心となっているのは、子どもたちや若者たち。最も「気候正義」を必要とする世代である。YouTubeなどで、「Global Climate Strike」と検索してみてほしい。これらの動画と同じく、日本のメディアが十分に報じていない世界の潮流を知ることができるだろう。



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【気候正義】
温暖化は自然現象ではなく人為的なもの、少数の強者が最も責任を問われる加害者であり、多数の弱者はそのツケで苦しむという、不公正かつ社会構造的な暴力。そうした不正を正し、生態系や人権に配慮したうえで、温暖化を解決すべきという取り組み。





by kzofigo | 2019-09-25 20:39 | マザー・ネイチャーズ