2/17 母と話せば
老人ホームに行って来た。
車を手放してから、この時期、
チャリ、バス、徒歩の道行きは、けっこう億劫。
チャリが寒い。
早く春にならないかな
ハイになって気分が高揚すると饒舌になる。
認知症のおかげだ。
そんな時はベッドの端に並んで座っておしゃべりに耳を傾ける。
母の妄想を聴くのは実に楽しい。
老人ホームの階段は実家とつながっていて、応接間に降りられるそうだ。
家族や親戚のみんなが集まっているから、
「ごちそうを作らんといけんな」と声を弾ませて言う。
「誰が作るん?」「私じゃが」「何を作るん?」「すき焼き」
・・・・・・母の妄想は症状じゃなくて創造だと思う。
以前なら考えられなかった、
思わず顔がほころぶような会話の時間を持てて、
ありがたいなあと感じている。
by kzofigo | 2019-02-17 20:26 | 家族の友