1/27 なおみの夢
全豪オープン表彰式、ボールボーイ&ガールたちとの記念撮影で大坂なおみは正座した。
3歳で米国に移住した彼女はなぜ日本国籍で出場するのだろう?
以下、スポーツライター・ジョージと僕との会話。
ジョージ「米国から提示されたオファーの方が魅力があったんだろうけど、その前に面倒を見てくれた恩義?なんかこれも日本的だよね(笑)。それから最近よくテレビに出てくる、母方のおじいさん。地元漁協の組合長で、大きな家にも住んでます。その人が娘の結婚に反対して、若い2人は出て行ってしまった。反対しなかったら、そのまま北海道にいて、今日の大坂なおみはあり得なかったわけで。人生いろいろですね」
ベンジー「さすがスポーツライター。いろんなキープとブレイクの綴れ織りで大坂なおみの今があるんだね。あのキュートなキャラは何ゆえなんだろう?」
ジョージ「大坂なおみも、姉さんの影響でテニスを始めたんだよね。兄や姉が先にやって、「僕も」「私も」と始めるパターンだけど、大抵弟や妹の方が才能がある。まあ、ダルビッシュとか、中には例外もあるけど」
ベンジー「宗兄弟って、どうなん?」
ジョージ「全体的には弟妹の方が活躍しているけど、スキーノルディック複合の荻原兄弟も、双子の兄の方が圧倒的に成績が良かったよね。宗兄弟もオリンピックに出たのは確か兄が先で、2人揃って出たのはその後だった。そういえば、昔プロ野球の近鉄にカンセコっていたでしょう。一卵性の双子の弟は、メジャーで本塁打王になったりしたけど、背格好がほぼ同じ兄は、日本に来て全く打てなかった。弟ほどではないにしろ、少しは活躍すると近鉄のフロントは思っただろうね」
ベンジー「どんな球でも打ち返すリターンの鬼だな、ジョージ(笑) カンセコ兄弟は極端だったね。大リーグを持ち出すと、モリーナ兄弟や、セシル&プリンス・フィルダー、ケン・グリフィー親子とか切りがないや」
by kzofigo | 2019-01-27 10:59 | スポーツ旬報