俯瞰で見るとカブトガニの形をしているらしいが、この目で見たことがないので、実際どうなっていることやら。おーいドロンパ、ドローン1機持ってきなー!
付属施設である「恐竜公園」の陰に圧倒的に隠れてしまっているカブトガニであるが、紹介しとかなくちゃ。地味って言ってもいいよ。実際そうなんだもん。
入口をはいると、生きてるのか寝てるのか分からない成体が地味に出迎えてくれる。これはアメリカカブトガニ。舶来もんだ
約5億年前にはすでに地球上に出現していたと噂されるカブトガニ。ちょっとずつ進化しながら2億年前には今とほぼ同じ形になっていた。なぜ2億年も形を変えないで生き延びたのか。1~2年間は餌も食べずに生きられ、冬眠生活ができるからだ。
メスの成体の標本。全長60センチ程度。現在のところ、ふ化後、オスで15回、メスで16回の脱皮をくり返し、14年目に成体になると推定されている。寿命も推定で25年くらい。「26年目のカブトガニ」っていう映画が・・・つくられるわけないでしょ!
干拓などの環境変化によって激減し、「生きた化石」として貴重な生物であるカブトガニ。「カブトガニ繁殖地」として国の天然記念物に指定されている笠岡湾には、カブトガニの棲息に必要な産卵のための砂浜と、幼生の棲息する干潟が残っていて、毎年産卵の季節になると、今なおその姿を見ることができるのだ。
上がオスで下がメス。メスがオスよりひと回り大きいのは脱皮の回数が1回多いから。裏側は校医的に言って、キモい。好意的に言っても、キショい。どーしても、あの映画のあのシーンが頭をよぎり、シガニー❝リプリー❞ウィーバーが夢に出てきて、「その子に指一本でも触れたらタダじゃおかないわよ!!!」と怒鳴られそうで、めっちゃ怖い
鈴木ちなみに、カブトガニはカニではない。クモやサソリなどと同じ鋏角類に分類され、甲殻類であるカニとはまったく別の節足動物なのだ。
まぎらわしいぞ、兜甲児!
手前のジョイスティックを操作すると、足がぎこちなく動く。製作チームの自己満足としか思えなかった