4/8 あるバイト記～玉野

5日・6日・今日と玉野を回って来た。

玉野築港は人生最初の記憶がある所。

港はきれいに整備されたけど、日曜日なのに、フェリーの姿が一隻も見られないのはさみしい

基幹産業の造船が好景気で、

四国への玄関口として宇高連絡船と国道フェリー、四国フェリーが

競うようにして発着をくり返し、港が活況を呈していた頃が懐かしい。

玉港越しに見た三井造船玉野事業所

瀬戸大橋ができて連絡船が廃止され、造船業が構造不況に陥り、

玉野の経済はここ20年ほど瀕死の状態だった。

宇野港に立つと、生まれ故郷・直島は、石を投げれば届きそうなぐらい近くに見える。宮浦港までフェリーで20分

けれど、今回行ってみて、地元の大手スーパーを中心に

主だった全国チェーンの店舗がそろい、

再開発への意欲と復活の兆しが感じられ嬉しかった。

風が強い。宇野港からの直島は、銅の精錬・煙害の禿山・豊島産廃処理など、精錬所の島の顔しか見えない。アートの島は高松側、南部にあたる

玉野、児島、水島･･･自分を育ててくれた街には、やっぱり元気でいてほしい。

安藤忠雄「六甲の集合住宅」のような傾斜マンション＋ホテルがあった。住んでみたい。泊まってみたい