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9/13 肝の名は。

『君の名は。』を観た。

結論から言うと「実写で撮れ!」だった。


所用で岡山市へ行った帰り、驚異的な興収と絶賛の嵐に押され、

自分のアニメ嫌いを置いといて、AEON CINEMAへ。

17時の回、劇場は若い客でほぼ満席。


彗星の夜に奇跡が起こり、その裏には思いもよらない真実が・・・という筋だけど、

気持ちを揺さぶられるものは何ひとつなかった。

理由は、アニメ嫌いと、ジェネレーションギャップだろう。

同じ日の夜、BSで観た『陽暉楼』には思い切り揺さぶられたもん。


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やっぱり、状況やら心情を、主人公たちが思い入れたっぷりに、

アニメ独特の喋りによってモノローグで語られるのは苦手。

それ、映像のチカラで表現するのが手腕だろう。


風景が美しく、実物以上という評判は当たっているが、

ジブリの『耳をすませば』などもそうだけど、

だったら「実写で撮れよ」と思ってしまう。


じっくり作られたRADWIMPSの音楽も、おさまりすぎていて、

アルバム『アルトコロニーの定理』のような棘がなくて残念。


とにかく観てるあいだずっと、尾美としのり・小林聡美の『転校生』、

仲里依紗の『時をかける少女』が観たくてたまらなかった。






最近観たアニメでは、

原恵一監督の『Colorful』(2010年製作)に揺さぶられたよ。








◎肝の名は。

by kzofigo | 2016-09-14 18:22 | ムービービーム