1/9 となりは大トロ

僕はアニメ映画が苦手で、

ジブリ作品も「トトロ」「紅の豚」「耳をすませば」「ゲド戦記」ぐらしか観てないんだけど、

放送大学で心理学の授業を受けていると、

宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」は、何かすごそうって感じてきた。


『人格心理学』では、自我体験の心的世界と、

同性間の友人との親密な関係である“チャムシップ”が、見事に描かれていると絶賛。

きのう終えた『精神分析とユング心理学』第12章～「母」なるもの：「山姥」「魔女」～では、

昔話の「米福粟福（こめぶきあわぶき）」で

鬼が「何だか人臭いなあ」といぶかしがる場面を引用したシーンが見られ、

宮崎監督の神話・昔話に対する造詣の深さが指摘されていた。


放送大学で宮崎駿客員教授の講義を聴きたいなあ。

テーマは「本当は怖い、となりのトトロ」で。