3/30 SCANDALライヴ参戦、第2弾!
親友GCと倉敷市民会館へ。SCANDAL WORLD TOUR 2015 HELLO WORLDを楽しんできた。
客は8割か9割ぐらいがグループや2人連れとかの男。親同伴の中学生から僕らと同世代とおぼしきオッチャン、全身ツアーグッズで完全武装したオタクっぽい男子まで、いろいろだけど、平均すると25~26歳かな。イケメンの白人男性2人連れもいた。
グッズ先行販売の売場には開場時間が過ぎても人、人、人。でも15分ぐらい並んだだけで、アルバムのモチーフが活かされたデザインのTOUR Tシャツをゲット!(3000円は、高ぇーよ!) さっそく着替え、「DOLL」のサビでグルグル回すマフラータオルを用意し、準備OK。
舞台コンセプト、HARUNAは「酒場」って言ってたけど、アルバムジャケ写を踏襲したロンドンのパブじゃん。上にはシャンデリア、右にはカウンターバーとマスター、左にはソファが置かれたラウンジが。MCタイムにはRINAがバーでウーロン茶のロック、TOMOMIがラウンジから梅干し入りの白湯を注文した。
当日券アリと聞いてヤバいと思う。やっぱり2階の一角にまとまった空席があった。倉敷はコアなファンはいるけどネームバリューが一般化していない地方都市のひとつなんだな。直前の会場がHARUNAとMAMIのホームである名古屋だったせいか、客のノリの悪さにHARUNAが「ちゃんと反応してよ!」と煽ることしきり。それでも最高のパフォーマンスを見せようとする姿勢が日本のロックバンドらしい。PRINCEなら手を抜くだろうし、t.A.T.u.(タトゥー)なら怒ってとっとと帰っていただろう。
実際、SCANDALの演奏は素晴らしかったし、自信がみなぎっていた。とくに、得意のドラムロールに頼らず、セット全体を使い切り、曲に深みを持たせようとするRINAのドラミングが光った。今回、曲では『HELLO WORLD』がらみで持ってきたと思われる「Hello!Hello!」が一番強く印象に残った。
「ご当地トリビア」は、晴れの国・桃太郎・デニムなど内容に目新しさがなく、盛り上がりに欠けた。それ以上に、倉敷は2度目なのに、まだ美観地区に行ってないのが信じられなかった。
客席の最前線はファンクラブの連中が独占している模様。他の客は、曲ごとに決まっている「振り」を、彼らの振り見て我が振り決める。そういったコンサート全体を包む「予定調和」がつまらなかった。ロングツアーはステージがパッケージ化されている。はみ出すことが最小限に抑えられている。でもロックコンサートって、そんなもんじゃないだろう。
客のノリにケリを入れるぐらいセットリストを無視してハードな曲を連打する。客も決められた「振り」など見向きもせず自分のスタイルで楽しんだり、気に入らなかったらアンコールをしない。そういう歓迎すべき不測の事態によって、パッケージ化されたステージからは生まれ得ない、ワイルドな興奮とアナキズムに火を点ける。そんなコンサートがあってもいいじゃないか。
その意味では、SCANDALが起こすアクションと客のリアクションがイレギュラーで即興性があった去年11月の岡山大学での学祭ライヴのほうが数倍、興奮したし、楽しかった。
残響の素晴らしさでは世界に名だたる倉敷市民会館である。音響を何とかしてほしかった。歌詞を覚えているファンにはいいかもしれないが、親友GCは「歌詞が聴き取れんかった。耳鳴りがする」と不満を漏らしていた。PAに頑張ってほしい。
セットリスト(他会場+記憶で書いたからを間違ってたらゴメン)
*・・・アルバム『HELLO WORLD』収録曲
01.love in action* 👈作詞・作曲・編曲:MAMI
02.OVER DRIVE 👈プロデュース:中田ヤスタカ
03.DOLL 👈メジャーデビュー曲(2008年10月22日発売)
04.瞬間センチメンタル
05.SCANDAL BABY
06.お願いナビゲーション* 👈作詞:RINA 作曲・編曲:MAMI
07.下弦の月
08.Graduation* 👈作詞・作曲:HARUNA
09.本を読む* 👈作詞・作曲・編曲・歌:MAMI ←ギターをフェンダーからグレッチに替えて歌った
10.缶ビール* 👈作詞・作曲・歌:TOMOMI
11.おやすみ* 👈作詞・作曲・歌:RINA ←ギターの弾き語り。フロント4人。ドラムがドン・ヘンリーだとイーグルス
MCタイム:ご当地トリビア
12.Winter story* 👈作詞:RINA 作曲:RINA, MAMI
13.Departure* 👈作詞・作曲:MAMI
14.会わないつもりの、元気でね
15.サティスファクション
16.Hello!Hello! 👈タイトルに引っかけてだな。2ndアルバム『TEMPTATION BOX』(2010年8月11日発売)収録
17.夜明けの流星群* 👈作詞:TOMOMI プロデュース:亀田誠治
18.Your song* 👈作詞・作曲:SCANDAL
19.image* 👈作詞・作曲:MAMI
アンコール
20.HARUKAZE 👈会場によってココの曲が変わる。倉敷は親友GCが一番好きな曲だった💛
21.新曲 👈ツアー中にできた曲を仕上げて披露
22.EVERYBODY SAY YEAH!
「Hello!Hello!」のアップ主はスペイン語圏の外国人ばかり。Zepp Tokyoでのライヴ(たぶん)
SCANDALはホールより
やっぱライヴハウスだよな。
【海外公演】
4月25日(土)フランス パリ Le Bataclan
4月26日(日)イギリス ロンドン The Islington Academy
4月30日(木)ドイツ エッセン Weststadthalle
5月8日(金)シンガポール The Coliseum, Hard Rock Hotel
5月10日(日)台湾 台北 Wall ※THANK YOU!! SOLD OUT!!
5月15日(金)アメリカ シカゴ Rosemont Theatre
5月20日(水)メキシコ メキシコシティ El Plaza Condesa
5月22日(金)アメリカ ロサンゼルス House of Blues Sunset Strip
5月23日(土)アメリカ アナハイム House of Blues Anaheim
5月29日(金)中国 香港 Macpherson Stadium
客は8割か9割ぐらいがグループや2人連れとかの男。親同伴の中学生から僕らと同世代とおぼしきオッチャン、全身ツアーグッズで完全武装したオタクっぽい男子まで、いろいろだけど、平均すると25~26歳かな。イケメンの白人男性2人連れもいた。
グッズ先行販売の売場には開場時間が過ぎても人、人、人。でも15分ぐらい並んだだけで、アルバムのモチーフが活かされたデザインのTOUR Tシャツをゲット!(3000円は、高ぇーよ!) さっそく着替え、「DOLL」のサビでグルグル回すマフラータオルを用意し、準備OK。
当日券アリと聞いてヤバいと思う。やっぱり2階の一角にまとまった空席があった。倉敷はコアなファンはいるけどネームバリューが一般化していない地方都市のひとつなんだな。直前の会場がHARUNAとMAMIのホームである名古屋だったせいか、客のノリの悪さにHARUNAが「ちゃんと反応してよ!」と煽ることしきり。それでも最高のパフォーマンスを見せようとする姿勢が日本のロックバンドらしい。PRINCEなら手を抜くだろうし、t.A.T.u.(タトゥー)なら怒ってとっとと帰っていただろう。
実際、SCANDALの演奏は素晴らしかったし、自信がみなぎっていた。とくに、得意のドラムロールに頼らず、セット全体を使い切り、曲に深みを持たせようとするRINAのドラミングが光った。今回、曲では『HELLO WORLD』がらみで持ってきたと思われる「Hello!Hello!」が一番強く印象に残った。
「ご当地トリビア」は、晴れの国・桃太郎・デニムなど内容に目新しさがなく、盛り上がりに欠けた。それ以上に、倉敷は2度目なのに、まだ美観地区に行ってないのが信じられなかった。
客席の最前線はファンクラブの連中が独占している模様。他の客は、曲ごとに決まっている「振り」を、彼らの振り見て我が振り決める。そういったコンサート全体を包む「予定調和」がつまらなかった。ロングツアーはステージがパッケージ化されている。はみ出すことが最小限に抑えられている。でもロックコンサートって、そんなもんじゃないだろう。
客のノリにケリを入れるぐらいセットリストを無視してハードな曲を連打する。客も決められた「振り」など見向きもせず自分のスタイルで楽しんだり、気に入らなかったらアンコールをしない。そういう歓迎すべき不測の事態によって、パッケージ化されたステージからは生まれ得ない、ワイルドな興奮とアナキズムに火を点ける。そんなコンサートがあってもいいじゃないか。
その意味では、SCANDALが起こすアクションと客のリアクションがイレギュラーで即興性があった去年11月の岡山大学での学祭ライヴのほうが数倍、興奮したし、楽しかった。
残響の素晴らしさでは世界に名だたる倉敷市民会館である。音響を何とかしてほしかった。歌詞を覚えているファンにはいいかもしれないが、親友GCは「歌詞が聴き取れんかった。耳鳴りがする」と不満を漏らしていた。PAに頑張ってほしい。
セットリスト(他会場+記憶で書いたからを間違ってたらゴメン)
*・・・アルバム『HELLO WORLD』収録曲
01.love in action* 👈作詞・作曲・編曲:MAMI
02.OVER DRIVE 👈プロデュース:中田ヤスタカ
03.DOLL 👈メジャーデビュー曲(2008年10月22日発売)
04.瞬間センチメンタル
05.SCANDAL BABY
06.お願いナビゲーション* 👈作詞:RINA 作曲・編曲:MAMI
07.下弦の月
08.Graduation* 👈作詞・作曲:HARUNA
09.本を読む* 👈作詞・作曲・編曲・歌:MAMI ←ギターをフェンダーからグレッチに替えて歌った
10.缶ビール* 👈作詞・作曲・歌:TOMOMI
11.おやすみ* 👈作詞・作曲・歌:RINA ←ギターの弾き語り。フロント4人。ドラムがドン・ヘンリーだとイーグルス
MCタイム:ご当地トリビア
12.Winter story* 👈作詞:RINA 作曲:RINA, MAMI
13.Departure* 👈作詞・作曲:MAMI
14.会わないつもりの、元気でね
15.サティスファクション
16.Hello!Hello! 👈タイトルに引っかけてだな。2ndアルバム『TEMPTATION BOX』(2010年8月11日発売)収録
17.夜明けの流星群* 👈作詞:TOMOMI プロデュース:亀田誠治
18.Your song* 👈作詞・作曲:SCANDAL
19.image* 👈作詞・作曲:MAMI
アンコール
20.HARUKAZE 👈会場によってココの曲が変わる。倉敷は親友GCが一番好きな曲だった💛
21.新曲 👈ツアー中にできた曲を仕上げて披露
22.EVERYBODY SAY YEAH!
「Hello!Hello!」のアップ主はスペイン語圏の外国人ばかり。Zepp Tokyoでのライヴ(たぶん)
SCANDALはホールより
やっぱライヴハウスだよな。
【海外公演】
4月25日(土)フランス パリ Le Bataclan
4月26日(日)イギリス ロンドン The Islington Academy
4月30日(木)ドイツ エッセン Weststadthalle
5月8日(金)シンガポール The Coliseum, Hard Rock Hotel
5月10日(日)台湾 台北 Wall ※THANK YOU!! SOLD OUT!!
5月15日(金)アメリカ シカゴ Rosemont Theatre
5月20日(水)メキシコ メキシコシティ El Plaza Condesa
5月22日(金)アメリカ ロサンゼルス House of Blues Sunset Strip
5月23日(土)アメリカ アナハイム House of Blues Anaheim
5月29日(金)中国 香港 Macpherson Stadium
by kzofigo | 2015-03-30 23:56 | SCANDAL