12/14 がんばれ、おやじ

師走でんなあ。

今月は毎日、何処かしら出かけている。




この冬、一番の冷え込みとなったきのうは、向かいから吹き荒ぶ寒風をものともしながら、
倉敷駅前の金券ショップと、おやじが入院しているS病院へ行って来た。

12月を「マイ医療月間」と銘打ったんで、医療費がかさむから
ある筋から譲り受けた商品券をキャッシュに替えてやったぜ。ふふふ
きのうは歯科で定期健診、あしたは年に1度の健康診断、今夜から断食だ。

おやじは8日に、大腿骨骨折の手術を受けたM外科病院から、
回復期リハビリテーション施設が充実してるS病院へ移った。

S病院は、40数年前、まだ童貞でGに勤しんでいた中2の僕が肺炎で入院した所だ。
すっかり建て替わってしまったので、当たり前だが、当時の面影はまったくない。


　　　　　　　　　　▼手前がS病院、向こうは大原家御用達だった倉敷中央病院(デカい)

S病院は人工透析で名を馳せていたが、医療制度の変革で台所事情が変わったのだろう、
回復期リハビリテーションを診療のメインに据えた病院にリニュアルした。

一昨年、新本館増築工事の第一期工事が竣工したばかり。


　▼回復期リハビリテーション・病棟でのリハビリテーションが特徴

【「リハで人を幸せに」が理念】「生活の場に近い環境でのリハビリ、病棟リハビリ」を中心に、医師、理学療法（PT）、作業療法（OT）、言語聴覚療法（ST）、看護師、薬剤師、管理栄養士、MSW、歯科衛生士、介護福祉士、クラークがチームを組み、個々の患者に合わせてプランを策定し、社会への早期復帰をめざしています。

四人部屋だが、新本館は文字通り新しく明るく、1人分のスペースが広い。
収納家具で仕切られているため、プライバシーが守られている。

テレビは、普通なら首を横に向ける無理な体勢で見なければならないが、
ベッドを90度回転させて、正面で見られるようにしていた。

おやじは元気だった。ベッドのふちに腰掛け、話す声にも力があった。
居心地がいいせいか、3時間も話し込んでしまった。


　▼おやじが使っている歩行器「ハッピーⅡ」


•ハンドルの高さを調節でき、座面はクッションがあり座り心地も快適
•軽量・コンパクトで折りたたみができ、持ち運び、収納に便利



　　　　　▼京野井手達　ニット帽にネックウォーマーで防寒対策


※おやじは12月26日に退院し、自宅でリハビリ中。
外出時、杖がなくても歩けるまでに回復しています。