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12/11 讃岐の冬の郷土料理

毎月10日は,うどんの日。



きのうは、1年に3日あるかないかの、ココロがウキウキする日だったので、
午前中に、SCANDAL『HELLO WORLD』のレビューをアップし、
午後は、うどんの「あなぶき家」を皮切りに、チャリでお出かけしました。

ワシの月命日その日には、久しぶりじゃのー

許して、不義理の私 m( _"_;)m


▼さぬきうどん・あなぶき家 庭瀬店
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行く途中でケータイを忘れちゃったことに気づいてしまう。

おめーのは不携帯電話なんじゃー!!

だって、自宅まで取りに帰るには、距離もメンタルもラインを越えてたんだもん。
したがって今回に限り上下の写真は某サイトから拝借したものだ。

入店直下、店員に「一番人気のうどんは、なに?」って聞いたら、
「しっぽくうどん」を勧められた。

で、しっぽくうどん(並・560円)と白身魚フライ(120円)、いなり寿司(60円)を注文。


▼しっぽくうどん。サイドメニューは豪勢だが、あくまでも白身魚フライといなり寿司だから
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「しっぽくうどん」は、讃岐の冬の代表的な郷土料理。
吹く風が冷たくなり始める、秋口から冬にかけてのうどんの食べ方。

数種類の季節の野菜を、汁とともに煮込む方法で、
ゆでたうどんの上からともに煮た野菜をかけたもの。

年末には年越しそばの代わりに食べる家庭もあるそうだ。


僕の印象では、あったかいかけうどんに、きんぴらごぼうと筑前煮を載せた感じ。
きんぴらごぼう、筑前煮と、かけうどんを、別々に食べても問題ないと思った。

つゆは庶民的な味で、かけうどんにしても、麺にほどよいコシがある。
具だくさんのうえに、フライといなりを食べたから、お腹おきました(←直島弁)。


お  店/さぬきうどん あなぶき家 庭瀬店(岡山市北区庭瀬522-1)

メニュー/しっぽくうどん 白身魚フライ いなり寿司

会  計/740円


おいしく頂きました。ごちそうさまでした。




次の目的地に行く途中でコスモのガソリンスタンドに寄る。
クルマに乗ってるときのマイGSだ。

1991年に岡山に帰ってから会った男のなかで2番目にイケメンだと僕が思う店長に、
クルマを手放したこと、カードはクレジットで重宝してるから、
そのまま使わせてほしいことを伝えた。

若いイケメン店長は、快くOKしてくれた。ありがとうございます。


▼コスモ石油 / セルフステーション倉敷 / (有)前田潔商店
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それから、ゲームとコミック重視で映画は2階に追いやられ、品揃えが悪く、
店員が映画に対する愛情と知識に欠ける、レンタルビデオのゲオに行った。

トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』と三谷幸喜監督『清須会議』、
本当は竹内まりやのデビュー作『BEGINNING』を聴きたかったのだが、
無かったのでベスト盤『Impressions』を借りた。


▼レンタルビデオゲオ中庄店
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原作が桜坂洋によるライトノベルの『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、
おととい劇場で観た『寄生獣 パート1』より数倍、いや数十倍、面白かった。
吹替え、字幕と2回続けて観たが、まだ観るだろう、何度観ても飽きない。

『プライベート・ライアン』『ミッション:8ミニッツ』『LOOPER/ルーパー』の
良いとこ取りって感じの中身がギュっと詰まった内容。
原作に大きく手を入れ、映像作品として昇華&ショー化させた脚色と、編集が見事。


Amazonに映画の核心を突きつつ分かりやすいレビューがあり抜粋させていただいた。
死ぬたびに生前の同じ瞬間に巻き戻る能力を手に入れた男が人類を脅かす生物と戦い、活路を見出していく。ループの説明の仕方と見せ方がうまく、テンポが非常に良い。何度も死にながら解決法を探っていくところは緊迫感がありながらもコミカルで引き込まれる。ある程度の時間が経過した場面を見せることで描写されていない内容を推測できるところが良い。




【解説】作家・桜坂洋のライトノベルを、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、ある兵士が戦闘と死をループしながら、幾度も戦闘するうちに技術を身に付けていくさまを描く。監督は、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などのダグ・ライマン。主人公と共闘する特殊部隊の女兵士には、『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラントが扮する。トムらしいバトルシーンはもちろん、日本の小説がハリウッド大作として派手に活写されていることにも期待。

トム・クルーズの近作にはハズレがない。

キャメロン・ディアスと息がぴったり『ナイト&デイ』、ロシアよりLieをこめて『M:I:Ⅳ』、
無法者が強きをくじく『アウトロー』、白く塗りつぶせ『オブリビオン』、どれも痛快だった。





実はおととい、岡山に所用があって行った際に、12月5日にGRAND OPENした
イオンモール岡山にあるAEON CINEMA(イオンシネマ)へ寄った。


▼イオンモール岡山 AEON CINEMA
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AEON CINEMAには、46席のグランシアターと200~300席クラスが5スクリーン、
100席クラスが5スクリーンの計11スクリーンがある。
No.6とNo.7スクリーンには映画のシーンにシンクロして座席が動くD-BOXが、
それぞれ16席と20席、装備されいる。

緑のお風呂に浸かって観られる、バスクリーンはなかった。

宇宙活劇『インターステラー』が観たかったのだが、字幕版は夜の9時台から。
昼の部は、吹替えのみで、しかも上映スクリーンはグランシアター。

グランシアターの料金が2500円と聞いて、おったまげ!


▼No.9スクリーン(301席) 壁いっぱいのスクリーンはデカく座席はヘッドレスト仕様
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仕方がないので、時間が一番近く、興行収入ランキングで
トップをひた走る『寄生獣 パート1』をNo.9スクリーンで観た。
山崎貴監督がFMのインタビューでこの映画について話していて、興味を持ったしね。

【解説】1990年代に一世を風靡した岩明均の人気コミックを実写化したSFサスペンス。人体に寄生しながらほかの人間を食らう生物パラサイトたちを相手に、そのうちの1匹を右手に宿した高校生が壮絶な戦いをくり広げる。メガホンを取るのは、『永遠の0』などの山崎貴。主演を務める『ヒミズ』などの染谷将太を筆頭に、『悪人』などの深津絵里や橋本愛、東出昌大ら人気俳優が結集する。VFXを駆使したパラサイトの変形や人間捕食の描写、スリリングな物語に引き込まれる。

僕は引き込まれなかった。

前世紀の末期にコミックで大ヒットしたらしいが、全然、知らなかった。
だいたいバブルの最中にコミックを読むなんて、もったいないったらありゃしない。

『寄生獣』に関して既成の情報ゼロで観たが、つまらなかった。
パンデミックなスリラーサスペンスにしては心理描写が多いせいで、展開がトロいうえに、
戦闘シーンが体の一部を駆使して行なわれ、ハラハラとドキドキとワクワク感に欠ける。


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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とは逆に、コアなファンを唸らそうと、
映像作品としてのブラッシュアップを怠り、原作に忠実であろうとした制作姿勢が
失敗の原因じゃないかな。

ただ、スプラッターシーンに凝っていて見ごたえがあるのと、
めずらしく、ごくごく普通の女子高生・村野里美を演じている、橋本愛にだけ惹かれた。
パート2のラスト、原作では村野里美がエロ度MAXらしい。
そこだけには期待してるぜ、橋本愛!

こんな駄作が、なんで興収ランク1位なのか、誰か教えてくれー!


      ▼おとといの京野井手達
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手持ちのジャケット以外は古着。ピンクのダブルジップ・インナーはINTERMEZZO、コートはhiromichi by HIROMICHI NAKANO、キャスケットと緑のボトムはノーブランド。





さて、話はきのうに戻る。

最後に、定価のおよそ6~7掛けで買えるスーパー・ハローズへ食料品の買い出しに。

▼ハローズとダイソー、ドラッグストアを中心に美容院、カットハウス、クリーニング店、
 居酒屋などがひしめく複合店舗
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この日の僕の出で立ちは、Coca-Colaのでかいロゴが入った真っ赤なサテン地のスタジャン、
レンガ色の厚手のチノパン、朱色のチャッカブーツで、見た目には赤尽くめだった。

買い物が終わりチャリを駐輪場から解放しようとする僕に、
スーパーの設備係のおじいさんが声を掛けてきた。

「コカコーラのあけージャンパー着とるけん、
 こりゃあ、一声掛けにゃあおえんと思うとったんじゃ」
「あははは。チャリもあけーで」
「ありゃりゃ、ズボンも靴もあけーが」
「赤が好きなんじゃ」
「ほんまじゃ。よっぽど好きなんじゃのう」
「帽子も赤にすりゃあ完璧じゃったなあ」
「へへへ。気ぃつけてな」
「お疲れさん!」

僕はこういうストリートライフが嫌いじゃない。



       ▼参考フォト。赤服で正装した32歳の俺
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by kzofigo | 2014-12-11 23:16 | マン・イーターズ