11/1 雨の墓参り

去る10月10日は、

おめーら、おせーんじゃ!!

と、このブログにも、時々、もんげーネイティブな緑の岡山弁で
黄泉の国からツッコミを入れてくれる親友OTが、
肝臓がんで急逝してから6周忌の祥月命日だった。

諸事情があって、命日当日は墓参が叶わず、みんなの都合が合った今日、11月1日。
同級生GCとY1、そして療養中のNと大阪在住のKBの気持ちと一緒に、墓参りに行って来た。


　▼GC（左）は僕の母校の小学校教諭。いま参観日は公開授業と言うらしい

OTの墓参りといえば必ず晴れるのに、俺たちがなかなか来なくて、寂しくて、OTの涙雨か、

あほー! 去年から、水も滴るいい男じゃゆーとろーが!!

わ、わかったよ・・・めずらしく雨模様。


　▼Y1（左）は自称・倉敷で一番成功を収めた公認会計士

OT一族の菩提寺は、1605年開山の古刹、啓運山・盛隆寺（けいうんざん・じょうりゅうじ）。
JR瀬戸大橋線・妹尾駅の北に広がる市街地のほぼ真ん中に位置する。

昔、この一帯はほとんどが真言宗の信徒だったが、開創を機に、寺も檀家も日蓮宗に改宗。
いわゆる「妹尾千軒皆法華」の基礎を築き、それ以来400年経った現在でも妹尾六カ寺院の
檀家であるという、今日にあっては非常に珍しい、信仰心に厚い関係が続いている。


　▼（おそらく）日蓮聖人の銅像

下は境内にひっそりと佇む水子供養の観音様。水子供養は親が子に与える愛情のあらわれ。
よく「水子のたたり」と言うことを耳にするが、水子はこの世の汚れを持たない無垢な存在。
だから、欲望は一切ないという。胸に手を当てて心が痛む方は、さあご一緒に、合掌。


　▼今年の水子菩薩様

車を所有していたときは「レギュラー満タン」だったが、僕は廃屋フリークである。
住む人がないままに荒れはてた家屋があると魅入られる。

長唄や都々逸など三味線音楽をたしなむことと並び、
極上の廃屋を自ら撮影して回り、1冊の写真集に編むのが将来の夢だ。


　▼墓地の向かいにある相当いい寂れ具合の廃屋。そそられる

墓参のあとはみんなで決まったファミレスに寄って、食事やお茶しながら、何やかやと語らう。
今回はここに来ていない2人の親友の様子について情報を交換し合った。


　▼ロイヤルホスト・早島インター店

コンビニ弁当もそうだがファミレスで食べる料理の高カロリーには驚きももの木20世紀梨田。
カロリーが低めのキーマカレーと十穀米がセットになったスペシャルメニューを注文したが、
ひと口もらったGCの何の変哲もないビーフカレーのほうがおいしいのにはカレーを食べているのに
面食らった。


　　　　　　　　　　　▼京野井手達　　はかばかしくない？　　　　　　　　　　　古着好きの僕にしては稀有な出で立ち。Timberlandのブーツ以外は新品
　　　　　　　　　　　ジャケットとネルシャツはGU、8ポケットのカーゴパンツはMatchstick




　　　　　　　　　　　　　N、みんな君のことを思っているよ。


　　　　　　　　　　　　　　　　KB、see you next time!