8/6 逆風

今日8月6日は、69回目の広島「原爆の日」。

13歳で敗戦を迎えた親父が82歳。被爆者も年を取っていくばかり。

広島・長崎を伝え残していく役割を、

僕ら「戦争を知らない子供たち」が担っていく時期なんだろう。


広島と長崎に原爆が落とされた年に生まれ、

「核」を手放せない戦後とともに歩んできた、俳優の吉永小百合さん（69）。




広島、長崎、沖縄に続いて、近い将来、福島へ、詩の朗読を通じて「核」への思いを発信する。

そのインタビューからの抜粋。

「例えば朗読を聴いた学校の先生たちが子どもたちに教えてくださり、

その時の生徒が今、先生になって、ご自身が子どもたちに教えてくださっている。

そういうことが大事なんですね。受け止めてくださった方が、また次に伝える。

それが被爆者の方たちの一番の願いだと思うし、ご年齢的にもなかなか、先頭に立って

動けない場合もあるから、私たちがその思いを受け止めて伝えていかないと」

「人間の命のほうが電力よりも大事じゃないか、という根本だけは忘れたくありません」

そして今日8月6日は、7月11日に満76歳で亡くなったばかりのジャズ・ベーシスト、

チャーリー・ヘイデンの誕生日（1937年8月6日生まれ）。

パット・メセニーとの共演が著名だけど、ノラ・ジョーンズをフィーチャーしたこの曲を。

『Ill Wind』って「逆風」とか「不運」っていう意味なんだね。





僕は、ノラがラビ・シャンカールの娘であることを、今年初めて知りました。


R.I.P. & Happy Birthday