3/9 「別人問題」に別人で現る
新聞で初めて佐村河内氏の曲を披露するコンサートの広告を見たとき、『わかって下さい』の因幡晃氏がクラシックに転身したのかと勘違いした。それはさておき、佐村河内という名前と、作曲者の顔写真が一番大きく扱われているレイアウトに、相当いかがわしさを感じたよ。
佐村河内氏の2時間半にわたる謝罪会見だけど、マスコミの数の多さに呆れたね。こんな茶番より、安倍政権の右傾化とか、消費税アップに絡むタバコや酒類などへの二重課税とか、他に追及すべき重大事があるだろう。
髪とヒゲを切って別人かと思ったこの「別人問題」が映画の『アマデウス』みたいなドラマ性に欠けるのは、佐村河内氏もゴーストライターの新垣氏も「小物」だからだね。佐村河内がモーツァルト、新垣がサリエリと置き換えられるほどの大物じゃないのが、三文オペラであり幸いだった。
YouTubeでざっと曲を聴いたけど、代表作の交響曲「HIROSHIMA」はマーラーもどきの過剰性に辟易。東北の、いち高校吹奏楽部のために書かれた「吹奏楽の小品」はオッと思ったが途中からストラビンスキーに。ただ、義手の少女のためのヴァイオリン曲は珠玉だった。
図の「指示書」は正直、すごい。佐村河内氏は曲想のコンセプトメーカーとして人並み以上。新垣氏は大作より小品で本領を発揮する優れた現代音楽家だと思う。だからこそ、佐村新河内垣守隆(さむらにいこうちがきもりたか⇦なげーよ!)の名で2人の共作であることをオープンにする発想があったらなあ。
芳賀ゆい!
佐村河内氏の2時間半にわたる謝罪会見だけど、マスコミの数の多さに呆れたね。こんな茶番より、安倍政権の右傾化とか、消費税アップに絡むタバコや酒類などへの二重課税とか、他に追及すべき重大事があるだろう。
髪とヒゲを切って別人かと思ったこの「別人問題」が映画の『アマデウス』みたいなドラマ性に欠けるのは、佐村河内氏もゴーストライターの新垣氏も「小物」だからだね。佐村河内がモーツァルト、新垣がサリエリと置き換えられるほどの大物じゃないのが、三文オペラであり幸いだった。
YouTubeでざっと曲を聴いたけど、代表作の交響曲「HIROSHIMA」はマーラーもどきの過剰性に辟易。東北の、いち高校吹奏楽部のために書かれた「吹奏楽の小品」はオッと思ったが途中からストラビンスキーに。ただ、義手の少女のためのヴァイオリン曲は珠玉だった。
図の「指示書」は正直、すごい。佐村河内氏は曲想のコンセプトメーカーとして人並み以上。新垣氏は大作より小品で本領を発揮する優れた現代音楽家だと思う。だからこそ、佐村新河内垣守隆(さむらにいこうちがきもりたか⇦なげーよ!)の名で2人の共作であることをオープンにする発想があったらなあ。
芳賀ゆい!
by kzofigo | 2014-03-09 14:13 | ガッツ・エンタテインメント