3/5 こだわらない

不安を抱え思い悩む親友に心安く言葉を掛けたくて思案していたら、
こだわりを捨てるという一節が思い浮かび、
何の気なしに検索してみたら、トップにAmazonのリンクが。

そのリンク先で、2002年9月初版発行当時、博多・光薫寺の住職だった小林信源氏が
「光文社・知恵の森文庫」のために書き下ろしたこの本が紹介されていた。

「ウツ」の正体は「不安な心を不安に思う心」、すなわち過剰な「自分へのこだわり」にある。この病（やまい）は薬や精神療法では治らない。そこで力強い味方が仏教の修行書『摩訶止観（まかしかん）』。こだわりを捨てるための究極のマニュアルだ。「不安と仲良くしよう」「生きるまねをしてみよう」など、ユニークなウツ脱却法を多くの実例を挙げながら、わかりやすく説く。

目次

第１章　自分以外のことに関心を向ける
第２章　不安と喧嘩しない
第３章　世間の常識にこだわらない
第４章　八方ふさがりのときは「生きるまね」をしてみる
第５章　生きるリズムをつくる
第６章　身近なことから「生きている実感」を取り戻す
第７章　「治った」と思ったときは、まだ治っていない
第８章　ときには逃げ、ときには耐え忍ぶ
第９章　「こだわりを捨てる」ことを捨てる

Amazonマーケットプレイス購入価格／本体180円＋送料250円＝430円（定価525円）

目次を眺めているだけで、目からウロコが落ちそうだ。

親友への声掛けの助けになるだけでなく、
カウンセリングの本質に導いてくれる書になるといいな。