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渡辺憲司・学校長あいさつ(立教新座高校卒業式式辞)
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2012/03/10579/

(忙しい人への抜粋)

・やさしさの語源は、「痩せし」です。自らの身を削り「痩せた身」になって相手に接することです。
 過剰な豊かさ、身に余る贅沢はやさしさを生み出しません。

・「海を感じよ」という声が聞こえてならないのです。海を感知し、触知し、海に従い、自然に寄り添わねば
 なりません。波に抱かれ。海藻とたわむれ。波頭をまっすぐに見つめ、その鼻で潮の匂いをかぎ、
 海の音に耳をそばだて、海の闇を感じ、そして日の出を直視してください。

・五感を震わせて海を感じて下さい。敗北の意味が、問われるはずです。次の時代へ、今の海を
 語り継がねばなりません。これは責務です。

・多くの人と出会い、身が細るほど相手の身になって物事を考えてください。

・相手の気持ちに寄り添い、感情を同化させる心の揺らめきを、私たちは「あわれ」と呼びます。
 日本人が培ってきたこの美的表現が生んだ言葉が「あっぱれ」です。「あはれ」を促音化し、
 意味を強めたものが「あっぱれ」です。

・あっぱれは、「あわれ」知る男への絶賛です。


渡辺憲司氏は、日本の近世文学研究者で、立教大学名誉教授であり、
立教新座中学校・高等学校校長も兼務している。

式辞は立派だけど、立派過ぎて、僕なんかちょっと逃げ出したくなる。
卒業式はサッサと終わって、早くツレと街にくり出したいっす。

by kzofigo | 2012-03-20 14:11 | マザー・ネイチャーズ