世界一ボタン 2/24

雨、雨の悪天候続きだったけど、晴れてきた。たまっていた洗濯物を2回に分けて洗った。


















バルコニーは洗濯物のラッシュ。つっぱり棒で設えた物干しが倒壊しないか心配で、
井村屋の「たい焼アイス」（⇒これ、うまいよ）くらいしか食べる気がしない。


◆


確定申告を済まさないと。でも、やる気が起きない。仕方がないので裁縫をして遊んだ。

ネット通販で買った、サルエル・チノパン。
サイズが小さいからショップに返品したいと連絡したら「セール品」の返品はできないと言われた。
売場サイトを見直したら一番下の注釈にそう書いてあるが、誰がこれを読む？

そんならMB101の100Q
右正斜体3ライン不ぞろえで
書いとかんかい!!

と穏便に返事したが、業界の専門用語すぎて伝わらなかったようだ。




返品できんのなら、サイズ直しすりゃあええんじゃろと前向きに考えて、直しを始めたけど、
けっこう時間がかかって、確定申告と同じく、こっちも放置していたのだ。

コンビニで買った裁縫セットは糸がなくなったので、ホームセンターTIMEで針と糸を買っておいた。
やっぱりオレンジ、イエロー、レッドの減り方が早い。




オフクロが編み機をやっていた成果、裁縫セットを携帯していることが多い。
高校の修学旅行で恒例のまくら投げをやっていたKTの投げたまくらが破れそば殻が部屋に飛び散った。
まくら投げ選手たちがそばでそば殻を集めているあいだ、僕はまくらを縫っていた。


サルエルパンツは股前部分をほどいて幅を広げ、右ポケットのカバーを使って補強して、
そこにボタンを付け直した。

縫い物はまったく苦にならない。つーか、好きだ。僕はお針子さんになるべきだったんだろうか。
『カーネーション』に出演するべきだったんだろうか。




ハイ！　サイズ直し、出来上がり。

さっそくハローズに穿いて行った。こんな微妙な曲線を描いたボタンってないぞ。

世界一ボタン。




サルエルパンツは、もともとイスラム文化圏の民族衣装なので、
北アフリカから中近東諸国のゴールキーパーが、厚手のサルエルパンツをユニフォームにされたら、
「股抜き」できなくて困るなあと、倫敦五輪最終予選【日本4－0マレーシア】を反すうしながら思った。


　　　　　　　　　　　　　　　　▲サルエルパンツ････元来はこんな感じ？