さよなら、四葉のクローバー2 2/23

「フォーリーブス」のコーちゃんこと北公次氏が亡くなりましたね。




3年前に他界したター坊こと青山孝史氏と同じ肝臓がん。63歳。若いなあ。

1966年、ジャニーズの付き人として活動開始。同年フォーリーブス結成に参加。
1968年、『オリビアの調べ』で歌手デビュー。

ちなみに大竹しのぶは、1973年、北公次主演のテレビドラマ『ボクは女学生』において、
北公次の相手役の一般公募で合格し、芸能界デビューしている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲「武田鉄也ｼｮｰﾀｲﾑ・女優魂」は面白かったね


1978年8月31日、解散と同時にジャニーズ事務所を退社。
1983年、北公次氏のファンであった金子正次のオファーを受け、映画『竜二』に出演。
桜金造とともに主人公の子分役を演じた。　　　　　　　　　　　　　　　　　▲これはいい映画だ。
1988年11月、データハウスよりジャニーズを批判した内容の半生記『光GENJIへ』を出版。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲これは大騒ぎになったね。

北公次氏のWikipediaは非常に詳細に書かれている。
これ以上、引用するまでもないね。そちらを見てください。

青山孝氏のときにも書いたが、フォーリーブスは、
フロントマンで一番人気の青山孝、マグマ大使の笛吹き＆おちゃらけ役の江木俊夫、
仲を取り持つおりも政夫と役割分担のはっきりしたグループだった。

そのなかにあって、北公次氏は「陰」の部分を担っていた。
彼の特異な存在感は金子正次をはじめある種のモノ作りに長けた男たちを惹きつけ、
フォーリーブスをただのアイドルグループで終わらせなかった大きな要因だと思う。

北公次氏はステージでバック転を披露した最初の歌手ということになっている。
2002年の再結成ステージでも得意のバック転を披露し、
「70歳までバック転を続ける」とメンバーらに話していたらしい。

四葉のクローバーはあと二枚になっちゃったよー


◆


1978年7月1日リリース。
誰がEarth, Wind & Fireを、『Fantasy』をカバーしようなんて思いつく？
（ほかには新田一郎とスペクトラムくらいだ）
思いつくだけでなくレコードにして発売までする？

日本語詞：北公次　編曲：いしだかつのり





最後のファルセットはフィリップ・ベイリーに負けてないぞ。

B面もEarth, Wind & Fire『Jupiter』のカバー。ワンコーラス目のボーカルがコーちゃんだ。

日本語詞：北公次　編曲：いしだかつのり






合掌