ヘムヘム 2/26

【高田純次】
1947年1月21日、東京都調布市生まれ。65歳。
都立府中高校卒業後、東京芸大を受験するが不合格。その後、東京デザイナー学院グラフィックデザイン科卒業。学生時代からポスターほか広告媒体をデザイン・制作するアルバイトに励む。横尾忠則を「神」と崇めているのも、そのためだ。
1971年、自由劇場の舞台を見て俳優を志願、同劇団に入団し研究生となる。1年で退団し、イッセー尾形とともに劇団「うでくらべ」を結成するが、半年ほどで解散。その後、結婚したが、劇団の収入では生活できないこともあり、26歳のときに宝石販売会社に入社した。
1977年に「劇団東京乾電池」に入団。サラリーマン生活を捨て、再び劇団の世界へ入ったものの、当初は売れず。妻子を養うために「警察に捕まるようなこと以外の職は、ひと通りやった」と本人は語っている。
テレビデビューは32歳の時で、『笑点』にてコントを披露した。その後、柄本明、ベンガルらとともに『笑ってる場合ですよ!』に出演し、番組内コーナー「日刊乾電池ニュース」で土用波三助と称して出演し、一躍、知名度を上げる。劇団を離れた後は、おもにテレビ番組出演に活動の場を移し活躍中。
【平成の無責任男】と呼ばれる高田純次の「適当」で「いい加減」なところが好きだ。
彼の軽薄短小な芸風があますところなく発揮される番組が、アジアの「今」を伝える
BS12の【アジアHOTプレス!】(一応、毎週土曜21:00~22:00)。
観光ガイドブックには載っていない、アジアに住む日本人マダムたちのリアル生活情報から、
最新エンタメ情報まで、日々劇的に進化しているアジア各国の最先端を届けている。
・・・と番組サイトには書かれているが、僕には、甚平を着た高田純次が
アジア各国の街を冷やかして歩く番組にしか見えない。それでいいのだ!
高田純次は現地で日本人観光客を見つけると必ずこう言う。
どーも、高倉健ですぅ。
先日見た「高田純次のアジアぶらぶら」は、ベトナム編第2弾だった。
※「青文字」はベトナム在住の友人から頂戴した生の情報です。
「ホーチミンのリトル東京」と呼ばれるレタントン通りと「ヘム」(路地)にズームイン(←古!)。
ランドマークになるのかな、「サイゴン・スカイガーデン」っていう、
でっかくて現地では有名な高級賃貸アパートがそびえ立っていた。
レタントン通りは(ちなみに漢字で黎聖宗)、1996年だったかに伊藤忠が日本人向けアパート、
「Sky Garden」を建てて以来、ここが日本食レストラン・ナイトクラブの集まる場所になりました。

レタントン通りとその「ヘム」には、和食はもちろん「東京BBQ」、ピザ屋、美容院、
スーパーマーケットに至るまで、日本人経営のお店がいっぱい。
また、セレブ御用達の隠れ家レストランなど、日本人マダムのエスコートで、
高田純次が「ベトナムの今」を徹底的にぶらぶら。
渡辺真理の「クローズUPアジア」は、すみません、見ませんでした。
【高田純次の「アジアぶらぶら」紹介スポット】
■あくるひスーパーマーケット
市内で一番大きい日本食材店。ちょっと割高だが、日本の物が何でも手に入る。
ここで日本食材を買うこともありますが、コンニャク6ドルとか、日本の小売値の2倍以上。なので、
できるだけ当地では買わず、シンガポールへ行ったときに明治屋で買います(日本の1.3倍ぐらい)。
■Pizza 4'Ps(ピッザ・フォーピース)
日本人オーナーのピザ屋で(オーナー:夫33歳&店長:妻28歳)、ホーチミンで一番おいしいと評判。
自家製のチーズをたっぷり使ったピザは絶品。「ヘム」と呼ばれる路地に入っていくので、
初めての人には分かりにくい。 【豚おろしポン酢ピザ】がめっちゃおいしそうだった。
この店に日本人じゃない客が入ると、日本風すぎて「なんじゃこれ、これがピザ?」となるみたいです。
当地でのピザ有名店は、やはりイタリア人がやっている店です。
■Likes Life(ライクスライフ)
日本人2人が営む美容院。ホーチミンで日本の施術がこんなに安く受けられるところはない。
カット(シャンプー・ブロー・スタイリング込み)40万ドン(約1,500円)。
同僚のF子さんは、ここで散髪しています。普通なら20万ドン(800円)ぐらいですけど、
F子さんはロング料金でそれよりちょっと高いとか。ちなみに自分の散髪代は7万ドン(270円)です。
■Dep Mai(デップマイ)
24歳の日本人女性2人が経営する、リーズナブルでメニューも豊富なエステ店。駐在マダム御用達の店。

■ケセラ
いつも日本人で賑わうカフェ。アラビカ種の豆を使ったコーヒーと、自家製のケーキもおすすめ。
1年ちょっと前にできたばかりかな。自分も一度だけケーキを買ったことがあります。4万5000ドン(190円)。
日本人向けのケーキで、シンガポール人なんかにすると甘さが足りないみたいです。
■ナイトクルーズ
ホーチミンの夜景が一望できるサイゴン川クルーズ。船の上ではショーがあったり、ツアー客との出会いも。
観光客向けですが、一度会社のイベントで乗ったことがあります。料金は不明。
【HOTトピックス】
■居酒屋『まりこ』
バンコクで居酒屋を営む武山真理子さん。台湾に生まれ、銀座の日劇ミュージックホールの
スターダンサーとして活躍、ベトナムの戦場でも踊った経験がある。
『ソング・オブ・サイゴン』というミュージカルのモデルにもなった人。
◆
なんかレタントン通りと「ヘム」には起業家タイプの若い日本人が集結しているみたいだ。
そうなんですけど、レストランもヘアサロンも外国人が自分名義では開けない国ですから、
名義を借りているベトナム人に騙された・乗っ取られたという話が後を絶ちません。
家を買うのも同じで、外国人が家を買えないため、ベトナム人名義にするわけですけど、
それがよくトラブルの元になっています。

それより驚いたのは、高田純次を案内していた日本人マダムが、商社マンの夫と2人で住んでいる
高級賃貸アパート(サービスアパート)。ゲストルームが2つありゲスト専用のレストルームがある。
家具は備え付け。マダムは「180㎡くらいかな?」と軽く言ってた(下記間取図参照)。
前述の「サイゴン・スカイガーデン」では、屋外ゴルフ練習場、プロ仕様のテニスコート、
25メートルのスイミングプール、ジム、スチームサウナ、ジャグジー、麻雀ルーム、
子ども用プレイルーム、日本食レストラン、スーパー、コンビニ、カフェなどの施設が整っている。
さらに、24時間のテクニカルサービス・セキュリティサービス・受付サービス、
ハウスキーパーサービス、シャトルバスサービスが用意されている。

なんだかバブル期の億ションを思い出してしまった。
で、月25万円の家賃は会社持ち。まだ、こんな夢のような暮らしがあるんだね。
この富がベトナム国民に還元されることを切に願うものであります!
ゆめゆめ放置民に
ならぬよう!!
by kzofigo | 2012-02-26 02:24 | トラベリング・ボーイ























