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24歳のハローワーク  2/21

ああ、もう、冬の「うつ」にはウンザリするなあ。

先週の土曜日から体調が悪く、4日ほど寝たきり状態だった。
目が覚めてもベッドから出られない。ベッドから出られても、何もする気が起きない。
きょう夕方5時ごろになって、やっと外に出る気になった。

PCを開いたら、派遣会社から「2社目も採用枠なし」のメールが届いていた。
この体じゃあ、やっぱ会社勤めは無理かなあ。在宅勤務に絞って職を探したほうがいいのかなあ。
あー、仕事に対する自分自身への期待値が底をつきそうだ。

就職活動の原点を見返せば、気分がアガルかと思って、24歳で大阪から東京に行って、
東北新社の書類審査のとき履歴書に同封した【絵コンテ】を引っ張り出した。
「御社への志望動機」をマンガにしたものだ。

書類審査の応募者は200人くらいと聞いたので、奇跡的だが、最終面接の10人に残った。
この【絵コンテ】が功を奏したのだと思う。


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 ▲絵コンテには1点ミスがあった。採用担当の1人は女性だったのだ


最終面接に残っていたのは、早慶の広告研究会出身みたいな連中ばかりだった。
面接で「君は体が弱そうだね。CM制作は弁当持ちからだよ。大丈夫?」と言われた。
「こう見えても小6のとき健康優良児で表彰されました」と言おうと思ったけど、
「大丈夫です」とシンプルに答えた。

結果は不採用だった。その後、リクルートの関連会社、就職情報センター(SJC)にアルバイトで入社し、
「週刊就職情報」や「とらば~ゆ」、「ベルーフ」の求人広告を作る仕事に就いた。

SJCで働き始めて2週間が経った頃、東北新社から「もう一度、話をしたい」と連絡があった。
SJCでは、幸運にも全国の営業所で一番オシャレな赤坂営業所に配属され、青山・乃木坂・六本木を
飛び回っていたし、人も仕事も面白く、職場にも馴染んでいたので、東北新社にはそれを伝え、断わった。

もしあのとき、東北新社に再トライしていたら、どうなっていただろう・・・と考えたことはない。

by kzofigo | 2012-02-21 23:47 | ジョブズの流儀