ゲンナマに体を張れ 12/21

BSプレミアムおもろい旅のチカラ来年桂文枝襲名桂三
200席以上もの創作落語を生み出し、独特の「笑いの世界」を築いてきた桂三枝師匠。2012年7月に、大名跡「桂文枝」の襲名が決まっている。その人生の節目に選んだ旅の目的地が、ブラジルのサンパウロだ。数多くの日系人が暮らし、かつての日本同様のコミュニティーが残る。それは、三枝師匠が育った大阪市大正区と同じ。「自らの笑い」を見つめ直す旅で師匠が得たものとは？
枝活気熱気ブラジル日本人種＆ネタ出会う驚異の歌声NYハーレム昼飯時デリカテッセン客ボンセラルイスオバハン
マンハッタンのハーレム、日曜昼、ある女性歌手の歌を聴くため町の人はもちろん遠くヨーロッパからも客が集まる場所がある。歌は「ゴスペル」、でも集まる場所は教会にあらず「ソウルフード店」。「教会よりJAZZっぽくて好き」という客、彼女は町のなかでなぜ歌うのか？　ゴスペル歌手ポンセラルイス、牧師の娘。母は先住民族だった。ジュリアード音楽院で学んだ彼女の人生を決めたのは、ゴスペルとの出会い、それから自分の病、母の病、契約の問題、教会ではなく町で歌うに至るまでさまざまな道のりがあった。数奇な彼女の人生の物語と歌声に耳を傾ける。
ゴスペル貫くたけしのアートビート佐山一郎スタジオヴォ
有名雑誌の表紙を飾る人物写真で知られる写真家・坂田栄一郎をビートたけしが訪ねる。坂田の手元には、28年前に撮った貴重なたけしの未発表写真が多数残っていた。そこには、甘栗屋やタクシー運転手など、街の人物になり切ったたけしが風景と馴染み、時代の空気が色濃く写り込んでいる。顔写真を撮られるのが苦手で、若い頃の写真もこれまで封印してきたたけしだが、天衣無縫な坂田に誘われるようにして、新たな撮影のために街へ出る。
イスポートレート写真坂田栄一郎雄弁多弁巨匠たち“青の時代”動く映像魔術師スタンリーキューブリック
一時代を築いた巨匠たちの無名時代＝「青の時代」にスポットを当て、彼らの挫折や苦悩を見つめながら、いかにして羽ばたいたのか、その飛躍の瞬間を探り出す知的ミステリー。『2001年宇宙の旅』などで知られる映画界の鬼才、キューブリック。映像の魔術師の原点は16歳のとき、街角で撮ったルーズベルト大統領の死を憂う男の写真にあった。人見知りの少年が世界と向きあい、己を表現する「武器」を手にした瞬間だった。雌伏の時代に隠されたキューブリックの映像の秘密とは？「拳闘試合の日」「恐怖と欲望」「非情の罠」「現金に体を張れ」「突撃」初期作品真骨頂