田 火田 智 子 の ネ果 イ本

山本カントクとドーター関根がくっちゃべる番宣番組『シネマDO』で、
「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本～家族編～」のオンエア作を見てたら、
故・相米慎二監督、1993年の作品『お引越し』が入っていた。


　　　　　　　　　　　　▼見にくくてスマン。このポスターよかった。キャッチフレーズがたしか
　　　　　　　　　　　　　　「生んでくれて、ありがとうで　ばかやろう。」だった

上手い子役が出てるな～とダイジェストを眺めてたら、12歳の田畑智子だった。
彼女のデビュー作。キネマ旬報や報知映画賞で新人賞をもらっている。

両親が中井「ビルマの竪琴」貴一と桜田「クッククックー♪」淳子だった。
桜田淳子の事実上の引退作品でもあるそうだ。




『学校の怪談』『サマーウォーズ』『パーマネント野ばら』『八日目の蝉』の奥寺佐渡子が
共同脚本で、劇場映画デビュー作だ。やっぱり、いい本を書くなあ。

田畑智子の関西弁が上手いなあと思ったら京都市東山区の出身だった。
映画も京都が舞台だ。

相米監督は役者、とくに若手や子役への演技指導がめっちゃ厳しかったらしいが、
田畑智子は「見返してやりたい人ナンバーワン」と言っていたそうだ。

かなりのところまで見返してるんじゃないか。
アラサーで芝居の上手い女優といえば田畑智子（30）と池脇千鶴（29）が思いつくもんね。


えーっと、枕が長くなったけど、田畑智子のヘアヌード写真集はどうなのかなーってね。
本代と中身は釣り合っているのかが本題。




四の五の言わんと
買やーえんじゃー!!

御意。


「四の五の」や「つべこべ」の語源は何なんだろうねえ。
あ、『お引越し』は当時のキネマ旬報ベストテンで第2位だよ。

コピペした。

1993年度 キネマ旬報 日本映画ベストテン
①月はどっちに出ている(崔洋一)
②お引越し(相米慎二)
③病院で死ぬということ(市川準)
④ソナチネ(北野武)
⑤僕らはみんな生きている(滝田洋二郎)
⑥学校(山田洋次)
⑦愛について、東京(柳町光男)
⑧わが愛の譜　滝廉太郎物語(沢井信一郎)
⑨ヌードの夜(石井隆)
⑩まあだだよ(黒澤明)


　　　　　　　　　　　　　▼『ソナチネ』より。殺し屋役の故・南方英二師匠

ベストテン、なんか、監督の顔ぶれがすごくない？
内田百閒の『まあだだよ』が10位だよ。あれは所ジョージがよかった。

あ、桜田淳子が助演女優賞に選ばれてる。女優開眼しかかってたのに。惜しい。
『病院で死ぬということ』は倉敷市芸文館まで観に行ったなあ。

とりとめがないので、このへんで。
検索で「お引越し」と入力するとき「お葬式」と間違えて往生恋太。

なお、BSプレミアムでの『お引越し』、放送は10月9日（日）22：00からで～す。