SF＆NY

原田芳雄氏に続き、自分に少なからず影響を与えてくれた、
小松左京氏、伊良部秀輝氏が逝去されました。

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小松左京さんをはじめ、星新一、筒井康隆、眉村卓…と、中学の時、SFブームがありました。
そんななかで小松さんは科学的な根拠に基づいた、社会派作品を多数、世に送り出しました。

その代表作が『日本沈没』でしょう。
まだ中3だったので、ソフトカバーの上下巻を、みんなで回し読みしたのを思い出します。




『日本沈没』フィーバーは凄まじく、「ホッサマグナ」が流行語になったほど。
僕はタイムトラベルものの『御先祖様万歳』が一番好きです。

自然科学的な理由で世の中が不安に陥ったとき、
ただいてくれるだけで安心できる人でした。

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沖縄県宮古島市生まれ、兵庫県尼崎市育ちの伊良部さん。
中学卒業後、わが香川県に引越し、尽誠学園に進みます。

1986年と1987年の夏の甲子園に出場。その豪速球には目を見張りました。

オリオンズ時代、清原和博「体の前を新幹線が通り過ぎたようやった」、
イチロー「伊良部さんは今年もキてますねえ」と、
対戦した一流バッターに特別なコメントを吐かせる投手でした。




メジャーでは、大投手クレメンスも認めた素質を、
十分に発揮できなかったことが歯がゆくてなりません。

彼は無骨に見えて理論派でした。人間性が問われたときもありますが、基本的に純朴な人です。
オリオンズGM時の広岡達朗氏が「彼にはかわいいところがあってね、部屋に呼ぶと、ドアの前に立って
『18番、伊良部秀輝、入りまーす』と来よるんだよ」と語っていました。

▼これはエエ話やー
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110729-00000009-pseven-spo

42歳は若すぎるよー

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残念だけど、お二人に深く感謝し、心からご冥福をお祈り申し上げます。