老いるショック2011

●ここだけの話、先日トイレに入ったとき下の毛のなかに１本白髪を見つけた。引っ張ると何の抵抗もなくすっと抜けた。そのあっけない皮膚離れが訳もなく愛おしかった…というのはウソで、「ああ、とうとう下りてきたんか」と若干の落胆のあと、ケケケと笑った。

ここで一首。

毛の色は　『大統領の陰毛』に　移りにけりな　ホワイトハウス　（おののくコマネチ）


●今朝、ソファで新聞を読んでいると天井に何やら物体が。胴体は極めて小さいのだが足が細く長い。ガンボかなと思い近づくとクモだった。「朝蜘蛛は殺すな」という、いつ植え付けられたのか分からない迷信が頭をよぎる。網戸を開けてハエ叩きで誘導しながらバルコニーに逃がした。風を通すため日中は玄関のドアを開けているのでときどき闖入者と出会う。キレイなお姉さんの侵入は歓迎。


●虫の大発生は治まった。この時期だから稲じゃないと思うんだがマンション周りの田んぼを耕して田植えが済んだら「虫の産卵沼」からノーマルな水田に戻ったみたいだ。ただし玄関通路側の蛍光灯に集まる虫どもはワンサカで歓迎できない夏の風物詩だ。防衛策として、蛍光灯の豆球をゆるめて自主消灯している。




なんだか、夏だなあ。