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一億総白痴化 ディレクターズ・カットバン

【断捨離】でブラウン管テレビを手放し、

新聞のテレビ欄にくまなく目を通さなくてもいい生活が、2か月足らず続いている。

記念撮影でカメラを向けられると、

ついレモンを持ってポーズを取ってしまうような禁断症状は・・・まったくない。

だいたい、記念写真じたいを撮らないし。

最後に撮ったのは、えーと、自分の結婚式の時だから、約20年も前。ギリギリ平成だ。

もともと必ず見る番組といえば大リーグ中継とサッカー日本代表戦ぐらい。

ボクシングの世界タイトルマッチや女子フィギュアスケートなど、気になる番組もある。

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でも、たとえば先週の11日金曜にあった、

WBC世界ミニマム級選手権「オーレドン×井岡一翔」の試合は、

テレビ中継が終わった2時間後に、早くも動画サイトにアップされたCM抜きのデジタル映像を、

全画面で十分に堪能することができた。

このまま7月のアナログ放送終了を受け入れ、後のことはまたその時だ。

政府の人間をはじめ、欽ちゃん以外、われわれ視聴者に向かって、

テレビ関係者の誰も「ゴメンね」のひとことを言おうとしなかった不遜な態度には、

怒り心頭にハッスル、ハッスル!

テレビを所有することなく地デジ時代の幕開けを迎える・・・ささやかながら、

「押し付け政策」に対し、血で血を洗う・・・いや、地デジを嗤う、レジスタンスだ。

ふふふ。

伊達直人や酔狂でもいいから、同志が増えて、あの頃がよみがえればいいのになあ。

街頭テレビのプロレス中継で力道山の空手チョップに熱狂していた、あの頃だよ。

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       ▲1954/2/21 力道山の試合を街頭テレビで見る大群集(朝日新聞から)

by kzofigo | 2011-02-19 03:03 | ガッツ・エンタテインメント