面白かったなあ、アジアカップ
2000年の優勝は圧倒的な強さで楽しませてくれたが、
今回の栄冠はスリリングな戦いの連続の末だけに、カタルシスも大きい。
日本優勝の勝因は、決勝の前に、僕がブログのエンブレムを
「スペイン」から「八咫烏」へ替えたことに尽きるだろう。
大会MVPは本田圭祐の名が挙がっているが、何を言ってるんだ、
「なんなんすか、これは?」「ふざけたロスタイムだなあ」「入ってない! ほら、入ってない」など、
名発言を連発した松木安太郎に決まっているではないか。
(本来なら抑制の利いたNHK-BSの中継を見るのだが、今回、ケータイのワンセグで見てたから)
あのセルジオ越後にさえ「ほーら、李だ。李だよ、李、李、李」と、
郷ひろみかと勘違いするような発言をさせる伝染力をもって、
今大会をエンターテインメントたっぷりに盛り上げてくれた。
サポーターの気持ちになって、じゃなく、サポーターそのものになって。
「ウザイ」を通り越すと「笑える」に変わることを示してみせた、その功績の大きさは計り知れない。
もうひとりMVPを挙げられるなら、決勝の笛を吹いた主審を推したい。
アジア・ナンバーワンのジャッジはレベルが高く、さすがだった。
ほかがひどかっただけに、的確で冷静な判断は余計に光って見えた。
久しぶりにコンフェデレーションズ・カップに出場できる。それが何よりうれしい。
日本サッカーは、昨年のアジア大会でアベック優勝。今回、男子A代表が優勝。
この勢いに乗って「なでしこジャパン」のワールドカップ制覇に向け、また応援したい。
では、素敵な回文をお贈りして、アジアカップ2011を締めくくることにしよう。
ドーハはハード!
by kzofigo | 2011-01-30 14:37 | スポーツ旬報