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龍雲     


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1979年、2回生の僕は大学にはまったく行かず、

アイビースクエアのマネージャーに紹介されたホテルプラザのバイトに明け暮れ、

夜の生活が中心のヤンキーをやっていた。

夕方5時、阪急京都線・上新庄から環状線・福島まで、バイトに行くのは嫌だったが、

不思議と職場に就くと気持ちがピリッとした。

ウエイターの時給は550円だった。

アイビーのバイトで一緒だった京都女子のF子と付き合っていたが、

寮生活の門限が夜7時、外泊は親の許可が必要な彼女とは、

大阪~京都ながら遠距離恋愛と同じで、半年と持たなかった。


閉ざされた部屋の窓を
開けてごらんよ
いつまでも そんな風に
塞いでいないで

そこにはあの日 希望に燃えて
君が見上げた
青い空が 変わらずに
続いている筈だ

大空に群なす鳥たちよ
君の声を見失うなよ

青春を旅する若者よ
君が歩けば そこに必ず
道はできる


午前0時。

バイトが終わると、貧乏学生にとっての楽しみは、余った軽食メニューを食べること。

一流シェフが作るカレーやドリアは絶品だった。

ウエイターの仕事は、立ちっ放し、歩きっ放しで、体重が8キロ減って57キロになった。

不規則な生活がたたり胃をこわして1年でバイトをやめた。

なんとか3回生になれて、阪急京都線・崇禅寺に引っ越した。

そこは銭湯が90円、ヤンキーたちの楽しいホームタウンだった。

by kzofigo | 2010-08-29 17:31 | マザー・ネイチャーズ