大人になったなあ、スペイン（涙）

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会・準決勝

スペイン 1－0 ドイツ




あのオーストラリア、あのイングランド、あのアルゼンチンから4点奪取し
完勝したドイツを完封して勝ってしまった。

思い立ったらウォーキングに出かけられるように、
ドイツカラーの3本線がサイドに伸びたadidasのジャージパンツをいつもは吊るしてあるんだけど、
洗濯機に放り込んでおいてやった。あの願懸け？が効いたな。ふふふ。

後半28分のCKをプジョルが決めてからの20分間はハラハラドキドキ。
以前のスペインならプレッシャーに押し潰されて、最悪、逆転を許していたかも。

でも、今は勝ち切るだけの集中力と精神力がある。欧州王者のプライドもあるかな？
戦術と技術は前からあったけどメンタルが弱すぎたんだよね。


　　　　▼メルテザッカーとペドロ。体のサイズのバランスがおかしくない？
　　　　身長を慎重に調べたら196cmと169cm。身長差を超えた違和感を感じるんだけど。


デルボスケ監督の采配も的確だった。

不調とはいえ、ビジャよりカウンター攻撃に向いているフェルナンド・トーレスを、
1点取ってからトップに入れて、エースの面目をキープ。

そのトーレスが「どフリー」なのにパスできず、自分でも打てず、決定的なシュートチャンスを
逃してしまったペドロを、ボールキープ力が高くクロスも上手いダビド・シルバと交代。
そしてロスタイム、守備固めと見せかけた時間稼ぎのシャビ・アロンソとマルチェナの交代。

オランダも好きなチームなので決勝は勝ちにこだわらない。こだわらないってば・・・
お互いの持ち味を100％発揮して攻めあう攻撃サッカーが楽しめたらそれでOKさ。

でも、オランダってさ、ベルカンプやファン・バステン、ライカールト、クライファート、
ファン・ニステルローイなんかに比べると、あくまでも体格がだけど、なんか小粒になったね。