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気の早い話     

グルノーブルの2部降格に伴い、この夏の移籍を決めている松井大輔に、
スペイン・リーグのデポルティボ・ラ・コルーニャから完全移籍でのオファーが届いたそうだ。
マスコミは、ラ・コルーニャを「名門」「強豪」と大きな扱いをしているが、
移籍はやめといたほうがいいと思う。

もともとガリシア地方の、いちローカルチームだったラ・コルーニャは、
確か1998年に就任した名将イルレタ監督によって強豪チームに生まれ変わり、
1999~2000シーズンにリーガの初制覇を果たした。


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                     デポルティボ・ラ・コルーニャ


2003~2004シーズンまでイルレタ監督のもとで、
レアル・マドリード、バルセロナ、バレンシアと並びリーガの「4強」と呼ばれた。
CL(欧州チャンピオンズ・リーグ)でも、アーセナルやユヴェントス、バイエルン・ミュンヘン、
マンチェスター・ユナイテッド、ACミランなどと名勝負を演じている。

しかし、イルレタ監督がチームを離れた2004~2005シーズンからは、
リーガの中位に位置する並みのチームに甘んじている。

黄金時代にチームの中心選手でスペイン代表でもあったマヌエル・パブロ(34歳)と
バレロン(35歳)が、いまも主将と副主将を務めている。

そして、ラ・コルーニャの地元ガリシア州は大西洋に面するスペイン北部の地方。

寒い。

リーガに行くのなら、温暖な地中海側の上位チームが絶対におすすめ。
ルイス・ファビアーノがいるセビリアかウェボがいるマジョルカ、
マルコス・セナやジョレンテがいるビジャレアルがいいと思う。


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                          マジョルカ


確かにリーガはファンタジスタが歓迎されるリーグだけど、
松井大輔はフランスが合ってるような気がするけどなあ。

ケルン、シュツットガルトのドイツ勢、フランスのバランシエンヌ、
ロシアのクリリア・ソビエトフ、ウクライナのディナモ・アルセナルなどからも
オファーが来ているみたいだし。

僕個人としては、エトーや大久保のいたマジョルカに行ってほしいなあ。
あるいは、当たりの強いブンデス・リーガで異彩を放ってほしい。


その前にパラグアイを倒してベスト8に行こう!

by kzofigo | 2010-06-28 15:22 | スポーツ旬報