もしも可南子が引田なら

キャスターに火を点け、ふうっとひと吹きすると、引田可南子の紫煙が僕の背中を羽交い絞めにしようとした。
「シエーン、カムバック！　なんちゃって」
「キャスターってうまいか？」
「これしかないんだもん。口に合うのが」
「俺はやっぱハイライトだな」
「和田誠でしょ」
「週刊文春の表紙？」
「違うわよ。ハイライト。パッケージのデザイン」
「え？　そうなんだ」
「知らなかったの？」
「じゃあ行ってくる」
「知らなかったんだ」
「はいはい、知りませんでした」
「なに買ってくるの？」
「東京事変のスポーツ」
「東スポ？」
「まあ、そんなもん」
「たばこ買ってきて」
「ひと箱でいい？」
「ダンボールひと箱」
「はいはい、たばこ屋の看板娘さん」
最後の1本を吸い始めると、引田可南子は 『科学忍者隊ガッチャマン』 の主題歌をクレッシェンドで歌いだした。
「誰だー　誰だー　誰だー」
タツノコプロの社長って誰なんだろう？


◆


そんなわけで 『東京事変 スポーツ 初回限定盤』 を買った。
聴き込んだら、またレビューするね。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲一番左が倉敷出身・伊澤一葉氏（key）


DVDも2本借りた。めぼしいタイトルは全部借りられてる。休み明けの夜なのに。
借りたのは 『ヘブンズ・ドア』 と 『バタフライ・エフェクト3』。

『ヘブンズ・ドア』 のオリジナルのドイツ映画は名作だった。曲が曲だもんな。
『バタフライ～』 の「1」は傑作だ。あれは泣ける。「2」はひどかったけど「3」はいいみたい。

この前は 『ヤッターマン実写版』 と 『スラムドッグ＄ミリオネア』 を借りた。


















「ヤッターマン」は実写に慣れるのがちょっと時間かかった。
映像に気持ちがフィットしたら、あとは可笑しい！懐かしい！面白い！
もう深キョンと生瀬勝久が素晴らしくて2人ばかり観てた。
三池崇史監督は深キョンをセクスィに撮ることしか考えてないじゃん（それでいいのだ）。

原作どおり、主役より敵役がフィーチャーされてて楽しかった。
今週の武器があんな立派なのは映画だからだよね。
この深田恭子を助演女優賞に選んだブルーリボン賞はエライ！

げげっ！「ガッチャマン」ってSMAPで実写版かよ！
勝手にキャスティングするなよー\( ^ )/


「スラムドッグ～」は思ったより、ゆるかった。
筋書き、台詞、時間軸のずらし方とか、もっともっと劇的な展開を期待してた。
俳優全員の演技が古いっていうかステレオタイプだった。

主人公3人のハタチぐらいまでを子役含め3人ずつで描いてる。俳優の層は厚そうだ。
「ミリオネア」の司会、あのくどい「タメ」はみのもんたのオリジナルなんだな。
インド映画のお約束、ラストのダンスはこんなシリアスな作品でも例外ではないんだな。
映るものはときにゲロゲロだけど、絵がきれいで、映像美が一番印象に残った。


　　　　　　　　　　　　　　　▼こんなおっぱい丸出しシーンなかったぞ
　　　　　　　　　　　　　(C)タツノコプロ





◆レコーディング・ダイエット2010

朝食：軽やか仕立て牛乳111　ドール・プレミアムバナナ1本80　くるみロールパン2個232
　　　　チチヤス低糖ヨーグルト66
昼食：ふんわりカレー包みオムライス（冷凍）291　菜の花入り五目ひじき78　たこ酢の物55
夕食：アルカリイオン水使用ところ天4　ポテト＆フレッシュ野菜サラダ＋ドレッシング170
　　　　きくらげ入り酢の物13　おかめ納豆96

計1196kcal

***

3670歩

雨だった。月はどっちにも出ていない。
小降りだったので防水対策をして出たが、だんだん雨脚が強くなってきたから、
途中で引き揚げた。あしたは天気が回復しそうだ。やれやれ。