新聞を取りはじめた
「活字・時事・長目飛耳」が足りないよ~♪
そう感じて、3年ぶりに新聞を取りはじめた。
以前は引っ越すと必ず景品片手の新聞勧誘員が来たし、
住みかの近くで新聞の販売店を容易に見つけられ、直接にも申し込めた。
今は街に販売店が見あたらないので、ネットで申し込んだ。
「一時止め」もネットで頼める。人に接する機会をあっさりと奪う便利な世の中になったもんだ。
学生時代、長期帰省するときは、ドアにメモを貼っておいたもんだけどなあ。
新聞だとテレビ欄が簡単に見られるので、
見たい番組に出合っちゃって、テレビを見る時間が増えそうだ。
昨夜はNHKの「SONGS」と「佐野元春 ザ・ソングライターズ」(再放送)を見た。
「SONGS」は「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を
ダイジェストで紹介するだけの内容で、呆れたし、怒りさえ覚えた。
それに比べて、「佐野元春 ザ・ソングライターズ」は、作詞家志望の若者や学生たちを相手に、
ゲストのソングライターと佐野元春がトークするのだが、昨夜は、さだまさしがゲストで、
聴講者から募ったエピソードをもとに、その場で曲を作っていく作業が非常に興味深かった。
学生から、「さださんは死ぬときに後悔すると思いますか?」という質問があった。
さだまさしは、「分からないなあ」と言ったあと、「でも、いま死んでもいいとは思ってる」と
付け加えた。
身近な女性たちから「私はいつ死んでもいい」という言葉を何度か聞いたことはある。
でも、男から聞くのはめずらしい。男はすがるし、引きずるし、往生際が悪いからね。
僕は、さだまさしのような境地に至る自信はない。生への強い執着がある。
さだまさしは歌づくりに煮詰まると「旅」に出ると言っていた。
僕には「旅」があまりにも不足している。妄想旅行なら誰にも負けへんど(笑)。
次のゲストは松本隆。これまた楽しみだ。
今夜は、日テレ系夜11:58~の板尾創路主演「木下部長とボク」が面白そう。
by kzofigo | 2010-01-28 16:27 | マイ・ライフ