草食男子よ、道草を喰え
FMを聴いていたら、母親による【代理お見合い】の様子をリポートしていた。30歳を超えたわが息子が【草食男子】で【婚活】をしないため、母親が代わりに「ウチは次男ですのよ」とか「転勤なんてありませんわ」と、花嫁候補の娘の母親相手に売り込んでいる。【代理お見合い】自体には驚きもしないが、腑に落ちないのは、母親たちが嬉々としていることだ。
自分で恋人もつくれない、結婚相手も探せない…そんな息子に育てておいて、「ウチの息子ったら自分では何もできませんのよ」と嘆く言葉が嬉しそうなのだ。あきれるのを通り越して、何やら背筋がゾッとする。こういうお見合いに出席している母親の息子と結婚するのは愚かなことだ。母親は一生、子離れができず、息子夫婦に干渉しまくるのは目に見えている。
草食男子。 『道草を喰う』 などを出版している岡本信人氏のような本物の【草食男子】を除き、これ、僕は人類の人口が増えすぎたことが原因だとマジで考えている。地球の自然淘汰システムが、人間減らしに作用し始めた、その一環だと思うのだ。ヨーロッパの先進国で、成人男性の精子の数が減っているというニュースを聞いたのは、もう数年前だ。
さらに遡るが、10数年前、ノーベル賞クラスの遺伝学博士にインタビューする機会があった。オフレコで「致死力の強い新種のウイルスが人類発祥の地といわれるアフリカ中央部から発生しているのは、自然淘汰と考えられますか?」と尋ねたところ、博士の答えは「否定できない」だった。
さて、日本の【草食男子】対策だが、20歳前後で、2年間の世界ヒッチハイク旅行を義務づけるのはどうだろう。たくましさや自立心、問題解決能力、何よりサバイバル術を身につけるには、うってつけだと思うんだけどなあ。それが嫌な者には、2年間の介護ボランティアや住み込みでの農林水産業への従事を経験させる。少なくとも徴兵よりはずっとマシだ。
早く手をつけないと、世俗から逃避した【僧職男子】や、岡山県笠岡市出身【鼻息豆飛ばし芸】で名を馳せた“梅ちゃん”こと梅垣義明みたいなドラッグクィーンの格好をした男色系の【装飾男子】が、いつ爆発的な増加を見せるか分からない。事態は急を要している。
なお、12月25日(金)発売のオセラ43号では、26歳から2年をかけてユーラシア・アフリカ大陸47か国を実際にヒッチハイクした中村安希さんが、旅で出合った「現地住民たちの小さな声」を記録したノンフィクションの話題作 『インパラの朝』 を紹介している。
金曜日は書店へ急げ!!
自分で恋人もつくれない、結婚相手も探せない…そんな息子に育てておいて、「ウチの息子ったら自分では何もできませんのよ」と嘆く言葉が嬉しそうなのだ。あきれるのを通り越して、何やら背筋がゾッとする。こういうお見合いに出席している母親の息子と結婚するのは愚かなことだ。母親は一生、子離れができず、息子夫婦に干渉しまくるのは目に見えている。
草食男子。 『道草を喰う』 などを出版している岡本信人氏のような本物の【草食男子】を除き、これ、僕は人類の人口が増えすぎたことが原因だとマジで考えている。地球の自然淘汰システムが、人間減らしに作用し始めた、その一環だと思うのだ。ヨーロッパの先進国で、成人男性の精子の数が減っているというニュースを聞いたのは、もう数年前だ。
さらに遡るが、10数年前、ノーベル賞クラスの遺伝学博士にインタビューする機会があった。オフレコで「致死力の強い新種のウイルスが人類発祥の地といわれるアフリカ中央部から発生しているのは、自然淘汰と考えられますか?」と尋ねたところ、博士の答えは「否定できない」だった。
さて、日本の【草食男子】対策だが、20歳前後で、2年間の世界ヒッチハイク旅行を義務づけるのはどうだろう。たくましさや自立心、問題解決能力、何よりサバイバル術を身につけるには、うってつけだと思うんだけどなあ。それが嫌な者には、2年間の介護ボランティアや住み込みでの農林水産業への従事を経験させる。少なくとも徴兵よりはずっとマシだ。
早く手をつけないと、世俗から逃避した【僧職男子】や、岡山県笠岡市出身【鼻息豆飛ばし芸】で名を馳せた“梅ちゃん”こと梅垣義明みたいなドラッグクィーンの格好をした男色系の【装飾男子】が、いつ爆発的な増加を見せるか分からない。事態は急を要している。
なお、12月25日(金)発売のオセラ43号では、26歳から2年をかけてユーラシア・アフリカ大陸47か国を実際にヒッチハイクした中村安希さんが、旅で出合った「現地住民たちの小さな声」を記録したノンフィクションの話題作 『インパラの朝』 を紹介している。
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by kzofigo | 2009-12-21 13:07 | マザー・ネイチャーズ