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本日ヘビロテ     

多和田(たわた)えみ。シンガー。沖縄県宜野湾市出身。25歳。
11月4日、オリジナルアルバム『SINGS』でメジャーデビュー。





タワレコで『SINGS』を試聴してみたが、風味堂のカヴァー曲「ゆらゆら」は入ってなくて、
全体的にイマイチだった。ソウルミュージックベースの沖縄版・尾崎亜美っていう感じ。


代わりに、R&B、ジャズ・シンガー、彩花-iroha-のセカンドアルバム、
スイングジャーナル誌ゴールドディスクに選出された『Dear Souls』を買った。


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最近、日本のジャズ・フュージョン界は、akikoや上原ひろみ、このiroha、山中千尋、
安達久美、つぐめ(森川葉月)、平賀マリカ、樹里からん、月山美香、大城蘭・・・とか
若い女性たちが引っ張ってるけど、玉石混淆の感は大いに否めないよなあ。


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irohaは、八神純子&山田詠美的な色気はタマランのだけれども、
音はoldfasioned・・・いわゆる昔ながらのジャズシンガーの歌唱法で、ちょっとガッカリ。
(所属レーベルが大御所マーサ三宅と同じでは仕方ないのか?)

この、パソコンやショップでの試聴と実際にCDを再生してみて感じる印象の違いは、
なんとかしてほしいぞ!







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映画『ブロークン』良かったよ。え? 稲垣? それは「ゴロークン」。
英仏合作(たぶん)らしい美しいビジュアルと抑制の効いた演出が印象的。
【鏡】がモチーフになってるんだけど
韓国原産米国製品のあんな『ミラーズ』よりこっちのほうがしっくりくるね。

あるいは、「鏡が割れると7年間不幸が続く」というヨーロッパの迷信と、
ドッペルゲンガーを見たものは必ず死ぬとの言い伝えをシェイクしたような話。
自分自身に襲われる怖さが新鮮。
『世にも怪奇な物語』(1967年作)の第2話、ルイ・マル監督、
アラン・ドロン、ブリジット・バルドーの「影を殺した男」を思い出す。古いね。

プロのフォトグラファーでもある監督・脚本ショーン・エリスの才気が滲んでる。
レナ・ヘディもマッチョじゃなくて知的な英国人女性役がクールでいい。
ショーン・エリス。この監督の動向は要チェックだね。
本編も良かったけど、特典の「ショーン・エリス日本滞在記」がもっと面白い。
一眼レフ持って撮影ツアー出たくなった。

そうそう、あんな『ミラーズ』は主人公(キーファー・サザーランドだ)の妹の末路が
超エグくて、あそこは怪楽中枢にかなりキたよ。

by kzofigo | 2009-11-05 00:06 | ミュージック・ブック