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引越しするって本当ですか?     

毎日、引越し作業で、汗をタラタラ流しながら、荷物を運んでいる。
引越し業者にたのめば1日で済むものを、なぜ自分で運んでいるのか?

それは金がないからだ。

でも、ダスキンレントオールで借りた台車のリース代とガソリン代で結構かかるかも。
今日は蒲団と洋服と衣裳ケースを運んだ。9月6日までコツコツひとりで運ぶつもりだ。

ボランティアで手伝いたいという人、大歓迎。
新居からめちゃ近い川島ジャンボうどんオゴルよ。

昨日は電話工事業者の仕事ぶりの酷さにぶちギレてクレーマーになってしまった。

しかし作業は滞り気味だ。
「僕の生きる道」の再放送がはじまってしまったからだ。
午後3時から5時まではテレビに釘付けだ。


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本放送があった2003年当時、妻と一緒に見て、録画しておいて、
小学生だった娘が学校から帰って見る時も一緒に見ていた。
妻や娘と一緒に見ていた時は我慢していたが、
今はひとりなので毎回思う存分泣きながら見ている。

橋部敦子の脚本が素晴らしい。とくに台詞が素晴らしい。
中村秀雄(草彅剛)の主治医・金田勉三(小日向文世)に含蓄のある言葉が多いが、
僕は秀雄のこの言葉が好きだ。

1年って28年より長いですよね。

みどり先生(矢田亜希子)が秀雄に「誤解しないでね」と告白するシーンも好きだ。

綾瀬はるかと市原隼人が高校生役で出ている。綾瀬はるかは今よりこの頃のほうが好きだ。
医者志望の高校生に市原隼人はミスキャストかも知れない。

僕の誕生日のプレゼントは「僕生き」のDVD-BOXがいいかも知れない。


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アマゾンに紹介された麻生結一氏のレビューが素晴らしいので引用させていただく。

 余命一年と宣告された高校の生物教師が、死の恐怖と直面し向き合う中で、生きることの真の意味を見出していく静かなる感動編。ここに描かれる理想的な死出の旅は、あまりにも過酷でせつない。しかし、そんな過酷と反比例するかのように、ドラマは歩みを進めるほどに静かな幸福感で満たされていく。何気ない台詞ひとつひとつから誠実がにじむ脚本と、抑制の効いた演出のトーンとが、絶妙のバランスでこのドラマの真実味を形作っている。

 死を目前にして、何かしらの自分を懸命に刻印しようとする成り行きは、黒澤の『生きる』にイコールだが、日常を丁寧につむいだ演出は小津調だったりするねじれぶりが面白い。聖職者のような神々しさを放つ草彅剛と、凛とした健気さで主人公を励ます矢田亜希子の静かなる熱演が胸を打つ。台詞に力があり、見せ方にうまみがあり、ドラマのあり方に誠実がある。素晴らしいドラマだ。


明日は冷凍庫の中を解凍して、本とCDとカセットテープを運ぶ予定だ。

by kzofigo | 2009-08-28 23:12 | マイ・ライフ