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変わらなきゃ、日本・・・

今日は天気がコロコロ変わって困ったもんだみん。
陽が射したかと思えば、今にも雨が降りそうな曇り空になる。
昨日の洗濯物を外に干したのはいいけど、ずっと曇りだったので、部屋干ししてた。
それをバルコニーに出したり引っ込めたりでアタフタ落ち着かないったらありゃしない。


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試合の記事や選手のコメントを読むと、昨夜の【日本 1-1 カタール】は、
今日の天気みたいに、内容的に困ったゲームだったみたいだね。

カタールのメサ監督が、
「日本はW杯ベスト4を目指そうとしているが、その実力があると考えるか」という質問に対して、
「日本はテクニック的には問題ないが、ソリューション(問題解決)の部分に改善の余地がある」
という的を射た指摘をしている。

日本はプレスをかけられたとき、そして相手に仕掛けられたときに対抗できない。また、試合をどの方向に持っていくのかを考える場合、相手に混乱させられたり、プレスをかけられたりすると、そこで自分たちの道を見失う部分がある。つまり、そこで解決策を変えていく必要がある。仕掛けられても、プレスをかけられても、しっかりと自分たちのゲームをどっちの方向に持っていくべきか、それができるように考えていく必要がある。そういった部分を改善していかなければ、大変残念だが、今のままで日本がW杯4強に入るのは難しいものがあると思う。

サッカーに関する著書を多数刊行しているフォトグラファー宇都宮徹壱(てついち)氏も
スポーツナビのコラムで面白いことを書いている。
この人は尊敬する日本の写真家が荒木経惟・藤原新也と僕とイコールなんで好きなのだ。

◎過去5大会の「世界ベスト4」

2006年(ドイツ大会):イタリア、フランス、ドイツ、ポルトガル
2002年(日韓大会):ブラジル、ドイツ、トルコ、韓国
1998年(フランス大会):フランス、ブラジル、クロアチア、オランダ
1994年(米国大会):ブラジル、イタリア、スウェーデン、ブルガリア
1990年(イタリア大会):西ドイツ、アルゼンチン、イタリア、イングランド

確かに過去において、アウトサイダー(ブルガリア、クロアチア、トルコ、韓国)が「結果として」世界を驚かせたことはあった。しかしながら「有言実行で」世界を驚かせようとする日本の場合、その根拠となるものが現時点ではまだまだ希薄であると言わざるを得ない。もちろん、大会が始まってから瞬間風速的にチームが勢いづくことは、十分に考えられる(02年の韓国とトルコがそうだった)。だが、今の段階から「神風」を期待するべきではない。


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そして、現時点で日本に何が必要なのかを、松井と本田の談話から導き出している。

「ボールをつなぐことに急ぎすぎている感じがした。もっとゆっくりつないで、相手がバテるのを待ってもいい」(松井)
「代表のサッカーは、基本的にボールを回すサッカーという印象だけど、それがはまらなかったときの打開策が少ないように思う。(パス回しの)質を上げるのも大事だけど、試合の流れを変えるとか、そういう役割を担う選手も必要」(本田)

両者とも、的確なパスワークよりも、むしろ挑むようなドリブルや強引なミドルシュートを得意とする“異端”の存在だが、ある意味、チームの問題点をベンチから客観的に見据えていたのではないか。ミスが続くのなら、あえてゆっくりパスをつないでみる。ポゼッションができない展開になったら、いつものやり方に拘泥(こうでい)するのでなく、流れを変える選手を投入してみる。そうした柔軟な発想が、実は今の日本代表には不足しているのではないか。

昨夜の試合に関しては、
遠藤と長谷部の不在が、ふがいない試合内容の大きな要因と想像がつくけど、
メサ監督や宇都宮氏が言っていることから考えると、
日本の生命線になっているショートパスからのチャンスメイク一辺倒じゃなくて、
これからは臨機応変にスタイルを変えていくことにチャレンジしていかないと、
とても世界を驚かせることはできないっていうことだろう。

94年ブルガリアのストイチコフ、98年クロアチアのシューケルのような大エース、
あるいはワンダーボーイの登場が、日本にあるのだろうか。
もしあるとしたら、その候補の最右翼にいるのは、

本田圭佑

だと思うんだけどなあ。あるいはインザーギのような得点感覚を持ったFW。
具体的に言えば、

守備免除の

***

俊輔、エスパニョールにいらっしゃい!
タムードが待ってるぞ!



いつの間にか快晴だ。外出。外出。

行ってきまっす!

by kzofigo | 2009-06-11 13:55 | スポーツ旬報