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9/28 真夏の過日

Summer of 19

寿ぎリユニオン、デミグラスカレー、近場deダバダ、虹色レジスタンス、憂国エレクション、FoxyLady高畑充希、アメリカの友人、初志リスタート・・・粒ぞろいコンテンツに熱くなった水も滴るいい夏でした。



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# by kzofigo | 2019-09-28 21:20 | マイ・ライフ

9/26 ホーム・スイート・ホーム

早いもので、両親が老人ホームに入居して1年が経ちました。

栄養管理の行き届いた規則正しい食事とリハビリ、
スタッフのみなさんの献身的な介護と気さくな声掛けのおかげで、
父は心不全ほか循環器系と人工関節の入った両足股関節の状態が安定し、
母は実家にいるときよりも表情が生き生きとし
認知症の進行も歩を緩めたと感じています。

ありがとうございます。よかった。よかった。



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◉2018年9月26日の記事

母から貰った誤嚥性肺炎ウイルスは手強い。
同時多発症状と今まで経験したことがない倦怠感を伴って根深くうごめいている。
しかし、熱がないので残りの荷物と一緒に母を恐る恐る老人ホームへ連れて行った。

父は昨日、病院から予定通りに夫婦部屋へ。
憧れの介護支援担当Sさんの話では、
父は夕食の前に入居の挨拶を一席ぶち、宣言したそうだ。
これからは私が妻を支える、と。

そんな父の覚悟を察してか、娘が週末、会いに来てくれるという。
新しい夫婦生活のスタートと一足早い還暦を祝う最高のプレゼントになりそうだ。






# by kzofigo | 2019-09-26 15:39 | 家族の友

9/25 16歳の環境活動家

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害、強迫性障害であることを公表している。アスペルガー症候群は知的障害を伴わない自閉症のこと。対人コミュニケーションが苦手で興味の対象が限定的などが主な症状だ。






「正直すぎること」もアスペルガー症候群の特徴のひとつで、これはコミュニケーションにおいて「空気が読めない」という欠点になるが、「社会のルールや常識にとらわれず、思ったことをはっきり言える」という利点にもなり得る。トゥーンベリさんのスピーチや言動が、ときに感情的に映るのはアスペルガー症候群の影響だと思われる。








トゥーンベリさんが強い言葉を使っていることに、反感を持つ人もいるようだが、それこそ日本と世界の温度差そのものだろう・・・・・・。紛争地での現地取材、脱原発・自然エネルギー取材、米軍基地問題や貧困・格差取材など、幅広く活動するフリージャーナリスト志葉玲氏はそう指摘する。








トゥーンベリさんの強い言葉は、彼女自身だけのものではなく、日本を含む世界150か国以上の何百万人もの人々が、地球温暖化と気候変動の阻止を求め街頭で叫んでいることだ。その中心となっているのは、子どもたちや若者たち。最も「気候正義」を必要とする世代である。YouTubeなどで、「Global Climate Strike」と検索してみてほしい。これらの動画と同じく、日本のメディアが十分に報じていない世界の潮流を知ることができるだろう。



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【気候正義】
温暖化は自然現象ではなく人為的なもの、少数の強者が最も責任を問われる加害者であり、多数の弱者はそのツケで苦しむという、不公正かつ社会構造的な暴力。そうした不正を正し、生態系や人権に配慮したうえで、温暖化を解決すべきという取り組み。





# by kzofigo | 2019-09-25 20:39 | マザー・ネイチャーズ

9/24 僕にはこう聞こえる




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# by kzofigo | 2019-09-24 23:33 | ガッツ・エンタテインメント

9/23 お粗末なのだ

今日は赤塚不二夫が2008年8月2日に召されてから、11年と55日目の記念日なのだ。ひとり復活祭をやって、自分の中のやんちゃな部位まで、バカをやる精神を取り戻しに行くのだ。何の必然性もないが、それでいいのだ。

【2008/8/5のブログを編集なのだ】

40年以上も昔の話なのだ。まだ夫婦だったジャズピアノストの佐藤允彦と中山千夏がDJを務めるTBSのラジオ番組に、デビューして間もないタモリが「密室芸の達人」としてゲスト出演していたのだ。高校生だった僕は、タモリがくり出す「四か国語麻雀」や「ひとりビッグバンド」のネタに度肝を抜かれたのだ。福岡でボーリング場の支配人をやっていたこと、自分の宴会芸を偶然に見た山下洋輔や高平哲郎たちによって東京に引っ張り出されたこと、赤塚不二夫の家に居候していることを、番組でタモリ本人の口から聞いたのだ。


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1998年に食道がんの手術を受けたあと、自宅で養生をしている赤塚不二夫を紹介するテレビ番組を見たのだ。相変わらず昔のタモリ同様に自分が面白いと思う人間を家に住まわせ、医者からは止められているはずの酒をあおっていたのだ。「流浪の番組・タモリ倶楽部」では、雪深い別荘に仲間が集まって宴会芸を披露する中で、酔っ払った赤塚不二夫とタモリは全裸になって外に飛び出し、積もった雪に向かってダイビングをくり返していたのだ。


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1960年代に生きる男子小学生にとって、赤塚不二夫の漫画は、青汁を飲んだあとに日直から受け取る口直しのドロップキャンディや給食の献立がフルーツポンチのとき必ず添えられる昆布巻きのように、あって当たり前のものだったのだ。「巨人の星」や「あしたのジョー」のようなスペシャル感はなく、永井豪の「ハレンチ学園」みたいなエキセントリックさもない。が、なくては困るものだったのだ。なぜならば、「おそ松くん」や「天才バカボン」や「もーれつア太郎」を読んで、人間という生きものは「バカをやってなんぼ」という、尊い教えを学んだからなのだ。

※恥ずかしながら「おそ松くん」が「お粗末くん」であることにいま気づいたのだ。マジなのだ。生きててよかったのだ。


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赤塚不二夫が生んだ漫画の中で最強のキャラクターといえば、イヤミでもニャロメでもなく、バカボンのパパなのだ。日本のギャグ漫画史上最強のキャラクターといってもいいのだ。バカボンのパパが一体、何歳なのかは長きにわたって謎だったが、テレビアニメのエンディングテーマで「41歳の春だから~♪」とあっさりバラされ、自分が41歳になったときは、「俺もバカボンのパパと同じ歳になったのだ」と妙に誇らしい気分になったのだ。赤塚漫画の登場人物たちは、誰もが赤塚不二夫の分身だと思うが、シャイで自由で何かしでかしそうなバカボンのパパにいちばん投影されているような気がするのだ。


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赤塚不二夫の生き方を見て、オトナという生きものは「バカをやってもいい人間」であると勝手に解釈していたのだ。赤塚不二夫が脳出血で倒れてから、バカをやるオトナが見られなくなって淋しい思いをしていたが、これで本当に見られなくなってしまったのだ。これからは、「こんにちは」を「シェーッ」に変えて、僕たちがバカをやっていくのだ。そうしないと、赤塚不二夫は元漫画少年たちを、天国の「トキワ荘」から、きっと永遠に煽るに決まっているのだ。

もっとバカをやるのだ!と。






# by kzofigo | 2019-09-23 10:39 | ガッツ・エンタテインメント